周辺の高校入試の動態について考えていた
就学支援金。
周辺の高校入試の動態について考えていた
就学支援金の影響もあり,高校入試の考え方が大きく変わった。
『授業料が高い』という経済面に関する考慮がだいぶ弱まり,経済面から私立を選択肢に挙げていなかった層も私立を選択肢に挙げるようになった。
(まぁ,学用品や学校行事などの金額は私立のほうがやはり大きいのだけれど。)
ともあれ,細かい話を抜きにすれば,経済面という制約がおおむねなくなったようなかたち。
これにより何が起きるか,ミクロ・マクロで分けて考えようと思う。
ミクロな観点からすれば。
各家庭は,前述のとおり制約がおおむねなくなり,選択肢に挙げやすくなる。
最終決定はさておき,まな板にのせやすくなる。
各私立校は,志望者が増えること,そこから経済的に潤うことが期待される。
これは労働者の待遇が潤うだけでなく,学校の設備や人件費等により,さまざまな点で利用者にも還元される。
公立と異なり市場競争もあるため,手厚くなることが期待できる。
(ただし,対外的な見せ方がうまくなる方向に特化する学校も出てくる懸念もある。)
マクロな観点からすれば。
先述のことから,公立高校の存在意義が問われる。
現代社会の中で,どういう意義のある立ち位置になるのだろう。
いま,教育業のブラックな状況を改善すべく,部活がなくなったりしている。
私立と異なり市場競争もないため,各個人のマンパワーと熱意で成り立っている部分がどのようになるのだろう。
特に学力下位層の子どもたちの読解力が落ちていることもあり,いまより治安がどうなるのか,授業が成り立ちにくくなる懸念もある。
単純には,全体として私立人気が上昇し,公立人気が下降することが予測されそうか?
細かく述べると,私立が検討される機会が増え,公立はそれにより相対的に減少する,そういった意味合い。
ただ,私立でもこの機会に各学校の明暗が分かれてゆくんじゃないかなぁとか,そんなことを考えていた。
先述の,利用者への還元を主軸にするのか,対外的な宣伝を主軸にするのか,オリジナリティをどの方向にもっていくのか,という分岐もある。
まぁ,ローカルな話題だから,何らか目を引く話題があれば急に殺到したり,閑散としたり,そういったことはよくあるから,入学者の人数が決定するまでは何も分からないのだけれど。
(変な話,この記事自身が各個人の動向に影響することもある。)
これを中学入試からの一貫校の接続まで考察するとどうなるだろう。
またの機会に。



