昨日に引き続き。
全国学力テスト(中3英語)
全国学力テスト、中3英語「話す」の正答率12・4%にとどまる…「書く」も24・1%
↑ニュース記事。
英語はいつも4技能が取り沙汰されている感覚がある。
今回記事を見て思ったのは,『聞く』『話す』(音声)ではなく『書く』『話す』(アウトプット)に関して,教育課程作成側と中学生側にズレがあるのかなという感じ。
日常生活でネイティブの方々と英語を使用してコミュニケーションをとる場面が多くないこともあり,また将来的に英語を使用する場面を想像しづらいのではないかなぁという感触。
いま,日本は少子化の世の中が加速しており,生産年齢人口が減り続けることにより,将来的に国内の使用言語にどのような影響があるのか,想像もつかない。
大陸にある国々と異なり,国境が陸にないことが言語環境に与える影響は大きいだろうけれど……。
ヨーロッパでは移民の受け入れによりどのようなことが起きたか,(偏った情報ソースを元にしている人はさておき,)我々は実際にさまざまな状況を目にしてきた。
日本国内でも,東南アジア・東アジアの国々から労働者が来ていることと関連したネガティブなニュースも多く目にするようになった。
これに,結婚忌避や男女分断の風潮も混ざってタイヘン混沌とした状況になってきている。
個人主義から『数十年先のことは私個人には関係ない』『生まれる子どもがかわいそうだから子どもは生まない』といった個人思想もためらわず述べられるようになった。
単に人数を増やせば良いとか,そういった表面的な問題ではないことは分かるが,あまりに複雑に絡まり過ぎており,また小手先でどうにかなることではない,数十年のスパンを持って取り組まねばならぬ問題になっている。
……気付けば話が英語からずいぶんそれた。
ふだんこのように脳内が稼働しているという,単なるオッサンの自己紹介になってしまった。