過ごしやすい季節かと思いきや,夏に振り切ったり冬に振り切ったりの日々。
5年生
全員の漢字のアベレージは0~2問ミス程度。
もともと漢字が苦手な子もいる中でこれはスバラシイ。
目標を高く設定する子は漢字自体の意味を調べたり,登場した熟語の意味を調べたりしてまとめている。
すごい。
読解への取り組みは,全体として解くのが速くなってきており,これもスバラシイ。
「速読」などが取りざたされることもあるが,そもそも『物事をどれだけ知っているか/体験してきたか/思考してきたか』が重要である。
ゆえに,時間のあるうちに勉強以外のこと,勉強に関すること,様々な体験をしてほしいなと考えている。
算数は「場合の数」「差集め算/過不足算」の問題演習を。
今年度の5年生は理解力も計算力も何もかも速い。
例年より準備するプリントを増やしてゆこうかなというところ。
理解するスピード,解くスピード,慣れるスピード,それぞれ差があるが,個人個人が成長していくれておれば何より。
最低ラインとしてはワンパターンに対応できることになるけれど,上位を目指すならばいろいろな問い方に対して自身で課題や解き方を練って問題解決してゆく力を養ってゆくべきだ。
社会は「林業」「環境」を。
理科は「豆電球の回路」について,複雑な回路へのステップを。
6年生
国語は9月中は読解強化に時間を割いたのだけれど,1か月で成長できた子が結構いて何より。
10月はもとのペースに戻した。
漢字の精度もだいぶ高くなってきたが,全範囲になるとまだまだ。
どこかで漢字強化期間を設けるべきか……と考えているところ。
算数は「計算特訓」と「むずもん」を。
おかげさまで計算の精度が以前よりずいぶん高くなり,難しめの問題への取り組みもずいぶんよくなってきた。
そのうち他の単元の「むずもん」も新しく用意してゆかねばな……と考えているところ。
理科は単元別の入試問題演習,社会はまた時間がとれておらず。
入試問題演習はようやく合格点へ到達する子が出てきたところ。
あと3か月くらい遊んで過ごそう。(ダメです)
4科目の解説にはかなり力を入れているので,意欲のある子はどんどん伸びてくれることだろう。
適性の採点にもかなり時間を割いている。
単なる○×ではないため,とても時間がかかるもの。
すんなり○になる場合や,空欄の場合は瞬時に終わるのだけれど。
今年度はまだまだ添削が必要な答案ばかり。
これは悪い意味でなく,いま取り組んでくれていて良かったし,成長の余地がたくさんあるということだ。
どうせやらねばならぬことであれば,「どう楽しむか?」という発想で楽しんでほしい。