2月の祝日を両方潰してしまっている……。
5年生
6年生の受験が終わり,もう1年を切っているのだよなぁと改めて。
国語は漢字の内容を2月から6年生のものに。
次年度はちょっと早めに全範囲終わらせる予定なのじゃよ。
しつこく述べるが,『漢字』『語彙』については短期間で身に付けられるものではないから,特に気を抜かずにやるべきことである。
まとまりのある単元と違って短期で実感を得ることは難しいが,終わってみると『あの期間にずいぶん成長できたのだな』と実感することだろう。
算数は『通過算』『等差数列』の問題演習を。
理科は『植物(小6)』,社会は『旧石器~縄文』の問題演習を。
6年生
数学を進めている。
『正負の数』について,いまは計算を行っているところ。
以前いただいたコメントに以下のようなものがあったのを思い出す。
『単に「正負の数」を扱うだけでも指導にこんなに差があるとは思わなかった……。』
他の講師の指導がどのようなものなのか知る由も無いが,算数・数学については脳内のイメージや思考の流れを身に付けるべきなのだけれど,肝心の脳内は覗き見ることのできない領域。
ゆえに,単に『綺麗にノートをとる』『式変形をていねいに書く』だとかそんなことでは評価できないもの。
ペーパーテストで点数化はできるものの,脳内の動きそれ自体は非認知能力ともいえる。
もう10年以上前,塾講師として働き始めたころ,初めて中学2年生の指導をしていて愕然としたのを今も覚えている。
『平面図形』の角度を扱う単元で,180から2ケタの数を引くことを筆算でていねいにやる子があまりに多かったのだ。
もちろん筆算をすること自体が悪いということではない。
数を覚えていなくとも思考の流れが身に付いておれば,どのような数があらわれても式を見た段階で答えが出ているのではないか……と感じるできごとだった。
このような,文字にするのが難しい部分は単にテキストをなぞるだけでは難しいところなのだろう。
子どもたち自身の前提や基盤,理解力によって身に付けてもらえる部分に差があることは重々承知しているのだけれど,できるだけたくさんの考え方,そして柔軟さを身に付けて欲しいと考えている。