冬休み明け１週目。

５年生

国語は漢字，短文，読解を淡々と。

読むだけでなく，記述すべきことに対する取り組みもだいぶ成長たなぁと感じる。

ベースに個人差があるため一律同じ水準とはいかないものの，個々人がそれぞれに。

来年度は土曜演習の時間に適性対策の時間を例年よりとろうかなと考えている。

適性検査の入試を受ける受けないに関わらず，問題解決や日本語表現の力は大きく向上することと思う。

算数は『方陣算』など特殊算の問題演習を。

５年生開始時点では数しか見ておらず題意を読み取る発想自体が希薄な子が少なくなかったが，自身で読み取って解決するのが身に付きつつあるなぁと実感する。

理科は『動物のからだ』の基本演習，社会は『平安時代』の導入を続けている。

６年生

私立中入試をはさんだこともあり，平日は広大附属福山中の過去問で頭を戻してもらう機会に。

土曜日はいつも通り４科目の実施と全科目解説，適性検査の添削を。

それぞれが自身の課題と向きあい，またテスト中にも１回１回を大切に取り組んでいることがよくわかる。

良い傾向である。

また，今年度としては初めての合否発表の週だった。

この短い期間に人生の岐路に関わる決断をくだしてゆかねばならない。

心理学では『決断疲れ』という概念がある。

これは重大な決断に拘わらずふだんのあらゆる行動に対するものであるが，中学入試に関わる重大な決断に関しては本人も保護者の方々もより一層疲労することであろう。

この時期になると粘り強さやガッツ，前向きなひたむきさといったものがより重要になってくる。

中学受験はあと数日となったが，当日の最後の科目が終わるまで走りきってくれるだろう。