公式情報更新されず。
広大附属福山中高の中等教育学校移行
中等教育学校への移行について
↑公式。
福山地区では中学入試において学力レベルが不動のトップであり,また他の追随を許さない状況でもあるため,この学校の情報に敏感な保護者は少なくないだろう。
ニュースで話題になってからほどなくして公式情報として上述のページが設けられた。
現在2024年度に切り替わったものの,その後の情報更新はなく『令和5年度の学年との対応表』のまま放置されているかたち。
公式情報が出ずヤキモキしている4年生の保護者もいらっしゃるのでは。
新聞による第一報では何かと誤読を見かける情報であったので,公式情報が出たこと自体はありがたかった。
もう一度,今までのニュース等によるまとめを書いておくと以下。
(私の読み取った情報であり,公式情報ではないので情報の扱いには注意。)
・『広大附属福山中』『広大附属福山高』を受検できるのは2024年度の6年生,5年生まで。
・2024年度の4年生以下の学年の受検者は『広大附属福山中等教育学校』を受検することになり,また高校からの入学はできない。
その他周囲から聞く情報によれば,中等教育学校は『適性検査』型の入試が通常であるそう。
そのような公式発表はないものの,それに備える必要があるということだろうか。
『適性検査』は単なる知識の蓄積だけでなく情報の読み取り方や思考力や日本語の扱い等を検査できるので時勢にあった入試であると考えている。
反面,視覚思考の子など言語能力の発達やアウトプットの経験がこれからである子にとっては大きく不利な入試かなとも思う。
内容はともかく見映えの良いものが書けるか否かのラインに到達できなければ,たとえ問題に対応できても土俵にすら上がれないといった状況も考えられるのが難点。
(まぁ,それらを鍛えるために塾があるともいえるのだけれど。)
そのほか私が個人的に考えていることとして,小中の英語の接続がうまくいっていない時勢を感じているため,これを機に英語を課しても良いんじゃないかなぁというものがある。
昨今は中学受験の対策に時間を割かれて英語力に遅れをとってしまうといったことが取り沙汰され,またネガキャンに繋がる時勢になってきている。
英語を学習するモチベーションとして中学受験に組み込み,現在の歪な小中接続もいくらか解消してもらえないかなぁと素人ながら考えるなど。