またタイトルが結論か。
2025は平方数
45×45=2025。
学校によっては入試問題に年の数字を使われるところもあり。
逆に,『答えが予想しやすい数になる』⇒『算数の学力でない部分をはかる問題に成り下がってしまう』として答えがその数字になるのを避ける学校もある。
出題の提示としてその数字を利用することはあれど,内容は事前に予測しづらいものにちゃんと調整される学校もある。
さて,45×45=2025である。
今回これが面白いのは,45をさらに和に分解すると
45=1+2+3+4+5+6+7+8+9
となるところである。
つまりこう。
2025
=45×45
=(1+2+3+4+5+6+7+8+9)×(1+2+3+4+5+6+7+8+9)
(さらにこれに分配法則を適用すると,)
=1×1+1×2+1×3+……9×7+9×8+9×9
となり,かけ算九九の総和となることが分かる。
小学2年生の算数指導をしている教師の方々にとっては格好の題材となろう。
(ただ,対象の子どもたちがこれに関心をもってくれるか,理解する素養があるかは個人差か。)
来年は,こういった性質を利用した『すげぇ!』と思わされる入試問題が出てくるのだろうかと考えるとワクワクするなぁ。
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