数学のこういった扱い方,子ども向けとしてタイヘンありがたい。
名作×数学
「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家、必要なお菓子の量は?【名作×数学】その1
↑元記事。
「そんなん考えてどうするん?」と言われそうなものだけれど。
算数・数学は思考実験を楽しむ科目でもある。
この具体例自身が役に立つかどうか──ではなく,この思考過程が役に立つかどうかといったもの。
そういえば,数か月前に友人と話していたときに「火星へ移住することになったら……」という前提でいろいろなアイディアを出してゆくテーマを投げかけていただいたことがある。
「火星」であるがゆえに,地球とは常識が大きく異なるし,どのように物資のやり取りをするか等,面白い話で盛り上がった。
これについても,「もし可能になったら」という観点や「火星移住の障害は具体的にどのようなものがあるのか」という観点などいろいろな視点からものごとを考えられてタイヘン面白い話題であった。。
おかげさまで,今まで考えもしなかった調べものをしたり,条件を考えたりした。
適性検査や算数・数学など,思考する科目を自分のものにしたいならば,「ありえない」と切って捨てず,「もし仮に……」といった空想科学等の思考実験を楽しんでほしい。
(導出された結果ばかりに目が向きがちな人もいらっしゃいますが……。)