【旅行】雲の谷のイオリカ9

2025年2月13日

前回までの旅程:松陰神社・松下村塾→萩反射炉→元乃隅神社→角島大橋→角島灯台→角島灯台記念館→道の駅北浦街道ほうほく→関門トンネル人道→和布刈神社→みもすそ川公園(壇ノ浦古戦場址)

赤間神宮

読みは『あかまじんぐう』。

訪ねたのは,壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇が祀られていると聞いたから。

(入水。字は易しいが難読漢字にあたるか。)

安徳天皇は,その入水が源平の合戦の決着であるとともに,歴代の天皇の中で最も若くして崩御した天皇でもある。

なんと6歳。

社会で学習する内容としては,次代の後鳥羽天皇(のちの後鳥羽上皇)のほうが有名か。

そんなわけで。

早速駐車場へ駐めて赤間神宮へ。

駐車場は大きい通りを挟んだ向かい側にありまして。

『駐車場どこかな~?』と思いながら走っていたら一度通り過ぎてしまい。

事前調査不足が露呈するなど。

入ってすぐ左に天皇陵があった。

正面まで行こうと思ったものの,ここから立ち入ることできず。

やむを得ず正面の階段を上る。

赤色と青い空が映える。

上った先で天皇陵を見ることができた。

あ,よくある天皇陵って感じの入口だ。

覗きは犯罪です。

(注:ネタです。)

『水天門』。

さ,門をくぐってお参りへ。

門の中から見る景色。

カッコイイのと,蛍光灯が目立つのと。

ここにも菊の紋。

この菊の紋自体も後鳥羽上皇が好んだことが由来だとかなんとか?

参拝。

交差。

水天門を後ろから。

『八咫鏡(やたのかがみ)』。

あれ?どうして『三種の神器』のひとつがここに……?

(注:三種の神器とは,天皇家が継承していく『八咫鏡』『天叢雲剣(草薙剣)』『八尺瓊勾玉』。)

どうやら,先述の安徳天皇入水時に水没した鏡が後に発見されたものの,既に八咫鏡は天皇家に存在しており,『八咫鏡』自体が2つ存在している状態であるらしい。

現在天皇家の継承しているものは伊勢神宮にあるため,こちらは石碑には『安徳天皇までの皇位継承の三種の神器』と書かれている。

へー。

知らなかった。

やはり新たな発見があるから現地を訪ねるのは楽しい。

そのほか気になったものが『耳なし芳一堂』。

どーん。

例の『耳なし芳一』である。

赤間神宮の前身である阿弥陀寺が舞台だったとのこと。

へー。

これも知らなかった。

『平家一門之墓』。

これも現地で知ったもの。

この石ひとつひとつが壇ノ浦で没した平家の墓なのか。

うっすらと文字が見える……?

『七盛塚』ともいうそう。

清経くん,教経くん,『盛』ついてないねぇ。

平家については,私のルーツも平家の落人の名乗った姓とかかわりがあり,機会があれば深掘りしてみたいものだと考えていたり。

余談1

かわいらしいポスト。

余談2

『ここではきものを 脱いでお上り下さい』。

……トンチかな?

衣類を脱ぎだして木登りを始める指示の可能性。)

ブログ,旅行

Posted by ともや