【国語】笹原宏之先生のTV出演を観た n回目
12/6(土)に放送されたもの。1週遅れで視聴。
笹原宏之先生のTV出演を観た n回目
『週刊情報チャージ!チルシル 1年の世相を表す「今年の漢字」大胆予測!』の回。
笹原先生はスタジオでの出演であった。

『漢字はもっと自由でいい』。
子どもたちが漢字嫌いになることを憂いており,教育現場で教師の主観的な基準で誤りと判断することに対し警鐘を鳴らす様子が窺えた。
↓先日の私のブログ記事より。
おそらく『「漢字の書き順って正解はあるの?」「とめ・はね・はらいの重要性は?」大人も子どもも悩ませる漢字学習の常識、実は・・・!?令和の「真」常識と楽しみ方』の項で解説されるのではないかと予想。
『漢字の書き順』について,『正しい書き順』にこだわる教育者はたくさんいるが,実際には『正しい筆順』は存在しない。
漢字の歴史上,国民から求められたため,あくまで目安としてつくられたのが現在の筆順である。
とめ・はね・はらいについても,現在の教育課程では広く許容することになっている。
重要なのは,他の字と区別がつくか否かであろう。
そんな話について面白く紹介してくれるのではないかなぁ。
楽しみである。
的中していましたね。
笹原先生の著書を,最新のものまで熟読してきたため,笹原先生がいま主張したいことが手に取るように推察できてしまったか。
歴史の情報ソースまできちんと提示し,単なる個人の考察ではなく客観的な裏付けがあると明らかにされているところが研究者らしくてとても好感がもてる。
ただ,小学生の現場を見ると『漢字はもっと自由でいい』が一人歩きして意図が曲がって伝わることが懸念されるだろう。
そんなことも思う。
口頭では説明されていたが,『読み手に配慮する』という前提ありきであることを忘れぬよう。
『沼にハマってきいてみた』の回。
笹原先生自身は,オンライン通話に軽く出演のみ。
この番組のことは全く知らなかったのだけれど,漢字沼の内容自体がとても良かった。
漢字好き同士のフィールドワーク,めちゃめちゃ楽しそうだったなぁ。
国字研究の未来は明るいなと思える,そんな温かい内容だった。
子どもたちにもぜひ観てほしいなぁ。
余談。

↑私が今年6月に撮影した写真。
これとソックリな写真が映像にうつっており,ドキッとするなど。
いったいどこなんやろなぁ。



