【国語】主語と述語の距離

Posted on 2020年9月15日【国語】主語と述語の距離 はコメントを受け付けていません

守護と地頭は関係ありません。

主語と述語が遠いと分かりづらい

某SNSにて,「公務員の書く文章は分かりづらい。主語と述語が遠いからだ。もっと近づけてみては?」という主旨の投稿が話題に。

これは文章を書くときに基本となることだ。

「一文が長くなりそうになったら,途中で句点『。』を入れる。」

「最初にまとめを書いておくのが基本。」

わざと主語と述語を遠くする場面

公務員の文章では「わざと主語と述語を遠くする」という。

これは,公文書で「結論を先に書く」ということをした結果,「最初しか読まない方がたくさん現れ,誤解が広まる」ことがあったからとのこと。

なるほど。

長くすれば,日本語を誤読して広めちゃう方は「理解できないから読まない」になるし,理解できる方のみが読むことになる。

以前,中高生向けのアンケートで「日本語を正しく読み取れない」というものが話題になっていたけれど,大人も同様な傾向があるのは確かですよね。

(↓元アンケートはコチラ。)

中高生の読解力ピンチ 文法分からず中学生43%が誤答 国立情報学研究所調査(リンク切れ)

結論だけを読み取って,内容について思考しない方,意外と多いのですよね。

昔の「語句偏重教育」の弊害かなぁと思うこともある。

例えば,「御成敗式目」という語句を知っていても,それが何なのか知らない。

「表面だけが大切」という教育を受けた方が多いのではと思ったり。

…話がそれ始めたので,本日はこのあたりで。

まとめると,「誤解を防ぐために,『内容を全て読んでもらう』という目的を達成させるため,わざと主語と述語を離して書くことがある」ということか。

あ,国語の話題で思い出したけれど,「とける」の続報を書こうと思っていたのだった…。

そのうち書こう。

(なお,「そのうち」はこのブログではなかなか達成されないもよう…。「気分次第です僕は」なので…。)