広大附属三原中 ~続報

Posted on 2022年2月16日広大附属三原中 ~続報 はコメントを受け付けていません

繰り上げ期限が2/9でしたね。

繰り上げ合格

最終結果は…正規合格1名,繰り上げ合格1名,計2名。

今年どれくらい繰り上がったのかは,多くの受検者を抱えている塾でないと分からないことだろう。

また,男女別定員の入試であるから,男女別に分析するべきだろう。

昨年(2021年度入試)は学校側の合格発表による正規合格が男女計28名に対し,とある塾では合格38名となっていたもの。

要するに,1つの塾の合格者数を合計しただけで正規合格の人数を上回ってしまうくらいには,繰り上げ合格がたくさん居るということ。

(とはいえ,「簡単である」という意味ではありません。)

今年は女子のほうがワクが多かったことが推測でき,連動して辞退者,繰り上げ合格者も多かったことが予想できる。

ともや塾の合格者も2名とも速やかに辞退する事態になった。

(つまり,進学者は居ません…。もちろんいずれも単なる力試しという意味で受けた子たちではありません。)

広大附属三原中を第一志望にする難しさ

以前も述べたけれど,とても定員が少ない入試であるのがいちばんの特徴だ。

ゆえに,試験自体の難度がどうあれ,定員に入れるかどうかが難しいのが広大附属三原中入試である。

(たとえば,試験が易しければ合格ラインが跳ね上がるし,試験が難しければ周りの受験生より難問を解ける力が必要となる。)

また,広大附属三原小学校から広大附属三原中学校へ内部進学しない子が何名居るか?は外部どころか内部ですら制御できるものではない。

試験の解答は非公開,問題も著作権がらみのものは非公開。

試験自体も理科社会はあわせて40分で行われ,かつ記述の問題も多くあるため,一科目20分はあまりに短い。

作文も15分であるため,「書くこと」が苦手であれば人が読める文章を書くのは難しい。

いずれにしても題意をサクッと理解し,サクッと「書く」こと,これらができて当たり前になっていることが最低条件の入試である。