たまーに読書の話題をしているが,読書は苦手である。
興味を持った理由など
先に一言で述べるならば,「眠っていないときの調子を整えるため」。
「睡眠」といえば,日本では「怠惰」のイメージが先行しすぎているように思うし,もしかしたら「睡眠について学ぶなど,怠惰を極めようというのか!」など的外れな批判をする方もいらっしゃるかもしれない…。
が,実際には「睡眠」の恩恵を最大に受け,そして「睡眠」時の脳の活動を適切に利用することは,人生において大切なことのひとつであると考えている。
「睡眠」について理解を深めることにより,人生のうち多くの時間についてコントロール下における可能性が高まるからだ。
特に,子どもの頃から「布団に入って1時間も2時間も考え事をしてしまって眠れない…」といったことが多く,「不眠」であった私にとって,「睡眠」に関する知識は,実行可能かどうかを問わず,頭に入れておくことは重要である。
「スタンフォード式 最高の睡眠」
内容については本書を読むべきことなので割愛するが,以下の部分は特に印象に残った3点。
・睡眠時間は7時間半程度とるべき。
・「睡眠負債」にまつわる知識。
・最初の90分。
これらの知識をどう使うかは別として,とりあえず頭に入れておくにふさわしい内容だった。
ただし,前置きに反し,研究結果や結論だけでなく「~気がする」といった筆者の主観的な部分もいくつかあるため,実用書として読む場合には注意が必要。
…そんなわけで,「本を読む」といっても「読書家」とはいえず,ただ単に「日常で役立つ知識」を仕入れたいがために実用書を読むだけの読書ばかりとなっている。
(「枕草子」などは好きですよ!…国学的な観点で。)