塾に置いてあるもの。
「まんが日本の歴史」
開業当初から塾に置いてあったもの。
このたび入塾してくれた5年生の子たちが歴史好きだそうで,空き時間に早速読み始めたもよう。
20年以上前の代物なので,内容は古く,今の研究とは異なる部分もあるだろうけれど,何より「学ぶきっかけ」としてタイヘン役に立つもの。
「これを読んでいるから大丈夫!」と慢心してしまうと逆効果になってしまうこともあるが,学習はさまざまな資料を見比べてどこが同じでどこが違うか考えてみたり,自分の思考を巡らせたりして行うもの。
小学生にとって,「社会」という科目は「社会の学習でしか扱わない用語が,他教科に比べて特に多すぎる」といった向きがある。
そんな中,「語句に馴染む」という助けになるだけでも大きなプラスとなることだろう。
子どもの教育は,さまざまな環境を種まきのように準備しておいたうち,ごく少数でも子どもにとってプラスになってくれれば…と考えて事前に用意しておくものが多い。
何がどう影響するかは,子ども次第,タイミング次第,またそのときに揃ったメンバー次第である。
ときには局所的に見ればマイナスになることもあるだろうけれど,広い視野で見て,さまざまな部分でプラスがあれば良いなと考えている。
他,自習室には多くの本を用意しているが,常に整理中である。
気になる方は,自習室で読んだり,授業前や休憩中に読んだりすることもできる。
申し訳ないのだけれど,貸し出しは行っていない。
今のところ貸し出し管理までする余裕が無いもので…。
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