…といった調査。
「ゲームを長時間プレイする子ほど知能が高くなる」
注意したいのは,
・「長時間のスクリーンタイムが子供の知性に与える影響について調査したところ、ソーシャルメディアや動画視聴では影響はほぼないけれど、ゲームを長時間プレイしていた子供では知能が上昇した」
→ソーシャルメディアや動画視聴との比較であること。
・「ゲームを長時間プレイすることによる睡眠不足や、社会性の発達、メンタルヘルスや身体的な発育への影響まで評価されたものではない」
→時間の使い方という視点で見れば,(何事もだけれど…)他の行為との兼ね合いになること。
さて,この情報を受けて感じられたことなど。
ひとくちに「ゲーム」といっても多種多様であるので,「ゲームが総じて良い」というわけではない。
特に「ガチャ」や「パチンコ」等ギャンブルがメインであったりするような,CPU側に依存する要素が多い,あまりに受動的な「ゲーム」である場合は逆効果になりそうに思う。
ゆえに,「ゲーム」のジャンルについて明るい者であれば適切に選択できるかもしれないが,なかなか難しいだろう。
他の研究では…。
数年前にもモントリオール大学の研究で以下の文言が述べられていた。
「スーパーマリオなどの3D空間で『探索』するタイトルでは灰白質が増大し,コールオブデューティなどの『反応』を主体としたタイトルでは灰白質が減少する」
まぁ何事もゼロかイチかといった極端な判断をしないことが肝要だろう。
この機会に脳への影響等を加味したオススメタイトルを記事にしても良いかもしれない。
(↓この続きの記事,書いたまま2年以上公開するタイミングを見失っているなぁ…。)
関連記事