…を見ていた。
※以下,数字等については間違いのある可能性があります。公式情報をご覧ください。
県立広島中高の大学合格実績2023
公式ホームページ→広島中高の教育→進路状況 から参照。
卒業時の人数については書かれているところが分からなかったが,入学定員は中学160名+高校80名=240名のはず。
何名かが転校することを考えれば,約240名といった表現が妥当か。
進路実績2023
難関10大学(旧帝大+東工+一橋+神戸)へは現役で29名,すなわち12%程度がこれらの大学に合格している計算に。
広島大への合格は例年通り極端に多く,現役で45名,すなわち約19%。
表現は適切でないが,ランクが同程度の岡山大への合格が2名であることを鑑みると,やはり特徴的である。
山口大が13名であることも併せると,地元志向が強いなぁと。
県東部ではなく県西部の動きだなぁと。
そんなことを感じる。
難関10大学+広島大+岡山大までを見れば現役で76名。
およそ32%がこれらの大学へ合格している計算。
国立大の合計が現役で138名でおよそ58%,国公立大の合計は現役で171名でおよそ71%といったところ。
割合で見れば誠之館高より実績を出しているのがよくわかる。
割合かつ現役で見れば,難関10大学では広大附属福山高に軍配,広島大岡山大~公立大で見れば県立広島高に軍配といった印象。
いずれの学校も医学部医学科の合格者数も公開しているが,志望に関わらず学力という観点で見れば広大附属福山高のほうが圧倒的か。
数値を参照すればすぐに見えてくるが,広大附属福山高のほうが浪人回避傾向が低く,県立広島高は浪人回避傾向が高い。
トップレベルの大学を目指したり,医学部医学科を目指したりする場合は,浪人することも考えた上で目指すことが多いが,それが色濃く現れている。
ゆえに過年度まで見ればいずれも広大附属福山高のほうに軍配といった感じかなぁ。
あくまで生徒個々人でなく学校全体の話であるが,大学入試に対するスタンスがだいぶ違うなぁと思う。