毎年夏期講習の時期なので目を通すのもそこそこになってしまう。
会報誌『オリーブ』
広大附属福山中高の同窓会誌である。
内容についてはこの場ではさておき。
例年私から見て年下の学年の名前や情報に目を通す。
というのも,教え子たちの活躍や近況を見かけると嬉しいからだ。
今年度も『当分顔を見ていないが,何か近況が載っているかな』と目を通していた。
すると,役員名簿によく見知った名前が新たに加わっており,思わず顔がほころぶなど。
『そうか。入学前の1年ほどの付き合いだったけれど,いつの間にか中高の6年間を過ごし卒業したのだなぁ』と。
具体的な活動は載っていなくとも,見かけるだけで嬉しいものである。
何か連絡を取ることはなくとも,若い人たちをこうして見守っていられるのは,この職業の醍醐味であるかもしれない。