注意書きを。
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県立広島中
広島中学校。
東広島市内にある県立の中高一貫校である。
設立は2004年。
令和6年度広島県立併設型中学校(広島中学校及び三次中学校)入学者選抜志願状況
今年度の志願者は578名で,内数として帰国児童等に3名,特異な才能等に2名が出願している状況のよう。
こちらも私がまとめている過去9年の推移を載せておこう。
(こちらも人に見せられるようなまとめ方ではないが……。)
東広島市自体は現在地方の学術都市的な賑わいを見せているが,2020年からの4年間での減少幅,減少割合は大きいなぁ。
この9年間のうち7年前のピーク時924名と比較すると,924名→578名(37%減)といった状況。
プラスに見れば入試は相対的な勝負であるため合格を考えれば有利になったともいえるし,マイナスに見れば学力上位の子に選んでもらえる割合が減ったともいえる。
県立広島中の場合,志願者数について広島市内からの受験の影響が大きいため,広島市内の受験の流れについて考察する必要がありそう。
たとえば2022年の状況では,志願者760名に対し受検者655名となっており,そもそも100名以上が欠席している年もある。
私は広島市内の受験について明るくない立場であるが,おおよそ広島市内からの受験校のひとつとして出願し,志望順位の高い中学校に合格したため欠席したとか,そういったことが考えられる。
コロナ禍であるので志望順位の高い中学校以外は欠席することに直前に決めた等も考えられる。
また,適性検査はクセのある入試であり,いくら力を付けても当日の問題との相性による巡り合わせ要素が他校に比べて大きすぎることもある。
(そもそも適性検査に対応できない学力の子が合格ラインを突破することはないが,対応できるようになった状態でのギャンブル要素が大きすぎるという意。)
そのほか,2023年度から広島県の高校入試システムに大幅な変更があった。
この影響で高校入試の志願者が大幅に少なくなり,高校の学力レベルについて懸念されることも予想される。
2023年度広島県立高校志願者数(2023年のものです。)
東広島市 → 広島 と見れば確認できるが,外部定員84名に対し志願者が58名。
これは特定の1年のみの状況であり,むしろこの状況を見て志願者が増えることも,逆に一気に減少することも考えられる。
受験はいつもふたを開けてみなければ分からないことがあまりに多い。
地方であるため,水面下でお話し好きの保護者が強い口調でウワサをばら撒いておればそれが大きく影響するといったことも少なくない。(良い意味でも悪い意味でも。)
ともあれ,県立の学校なのに県の高校入試のシステムに,子どもたちだけでなく学校側も振り回されているのが現状かなと感じる学校である。
2024年度高校入試の動向に注目したい。
なんだか考察していると横道にそれはじめたので本日はこのあたりで。
詳しい状況は高校入試に噛んでいる講師や現在も高校指導に携わっている講師が説いてくれるやろ!()