【旅行】帰札2
前回までの旅程:札幌着
お昼ごはん
食育が進んでおらず,ふだんずさんな食事ばかり摂っているが,旅先では食事を楽しむオッサン,まず何を食べるのか。

とりあえず駅の北口で珍しくお寿司。
海産物は地方ごとに美味しいものが独自ですしおすし。
タイヘン美味しくいただきました。
札幌に居る間に筋子の握り食べたいなー。
札幌駅前通地下歩行空間
私が大学生の頃にはまだ繋がっていなかったものだが,今は当たり前のように存在している,『札幌駅-大通公園』を結ぶ地下空間である。
『大通公園-すすきの』は以前から繋がっていたため,現在は『札幌駅-すすきの』が地下で繋がっているかたち。
読みは『さっぽろえきまえどおりちかほこうくうかん』。
こんなややこしい名称だったのね。
知らなんだ。
愛称は『チ・カ・ホ』だそうだが,まだその呼称を口頭では聞いたことがない。
現地のかた,いかがです?
さて。
このたびの旅の目的は『札幌の日常の変化を感じること』でもあり,この地下空間を歩くのも楽しみにしていたことのひとつ。

お,正式名で書いてある。
こんな日常的な道案内を喜んで撮影するオッサンである。
札幌の方々はご存じ,『おおどおり』は『大通り』でなく『大通』なのですよねぇ。
懐かしい。この表現。
(注:『大通』は大きな通りといった一般的な意味ではなく地名。)
この空間,この旅で札幌の生活を味わうためほぼ毎日歩いちゃうことになるのであった。
札幌時計台
『がっかり名所』として有名な観光地である。
大学生当時,生活圏でありながらなんと一度も中に入ったことが無かったのであった。
いつでも行ける観光地,意外と行かないものですからね……。
(心当たりがありますか?)

さて着いた。
時計台の前は生活圏だったこともありよく通ったもの。
(雪国独特のタテの信号機が映っておりますね。なぜタテなのかご存じですか?)

中に入ったことがないどころか,写真も全然撮ったことなかったってマジ?
よく見ると『場舞演』と書かれていることすら,この日初めて気付く始末である。
ホントに北大生だったんですか?

札幌農学校の模型。
札幌農学校とは現・北海道大学のことである。

内村鑑三,新渡戸稲造など歴史の偉人として知名度の高い人物たちが並ぶ。
私が大学生になった当時,ギリギリ新渡戸稲造の五千円札が現役であったか。
当時の金額の表現で『イナゾー○人分』といったものがあったことを今も覚えている。
間もなく樋口一葉に切り替わったためあまり見かけることはなかったが,以前はどのくらい一般的な表現だったのだろう。
2階へ。

『クラーク博士と記念撮影をしましょう』。
これは……?
マクドナルドのドナルドのポーズ……?

見よ。堂々たるクラーク博士の姿を。
ウホッ!

喜んで撮影していると……。

声をかけられつい撮影していただくなど。
割と嬉しそうな顔してんな,このオッサン。

2階にも『演舞場』の表示。
教会に置いてありそうな椅子が並ぶ。

明治期の時計の針が展示されていたり。

同じサイズの振り子時計が動かしてあったり。
これ消火器が映っていなければオサレな写真だったなー。

5年生理科の授業に使えそうで使えないな。

お疲れさまでした。
時計台をヨコから。
時計台,正面からしか見たことなかったなぁ。
余談

『Haste not & Rest more』
『新渡戸稲造が農学校の教え子森本厚吉に贈った書で,森本の働き過ぎに対して「もっと休みなさい」との意味を含んでいます。』
ありがとう,イナゾー氏。