島根県立 古代出雲 歴史博物館 その2

Posted on 2020年4月23日島根県立 古代出雲 歴史博物館 その2 はコメントを受け付けていません

※ 2020年4月現在休館中。2020年4月24日よりリフレッシュオープンとのことだったが,延期に…。

投稿予定のまま年を越してしまった5か月以上前の記事を…。

前回は「テーマ別展示室」のことを書いたが,今回は「総合展示室」を。

触れる・体験する

この博物館では,「触れる」「体験する」といった展示が充実していた。

こういった展示は大好きなので,年甲斐もなくいろいろ触って体験して楽しませていただいた。

はじめに出迎えてくれるのが,4000歳ともいわれる杉の年輪だ。

デカイ…。

館員から「さわって,においをかいでみてくださいね!」と勧められたので,じっくりさわり,じっくり4000歳の杉の香りを鑑賞。

かなめ石に触れるコーナー。

丁銀に触れるコーナー。

昔の「穴あけ機」で穴をあける体験ができるコーナー。

たたら製鉄を体験できるコーナー。

昔の力士と手のひらを比べるコーナー。

ふだんから手が小さいのは自覚していたけれど,これだけスケールが違うとは…。

先日,尾道のとある神社でも昔の力士の手のひらと比較したなぁ…。

島根の郷土史

縄文土器,弥生土器,須恵器といった土器とは異なる,島根独特の土器。

昔の地球儀。これめっちゃオシャレだなぁ…。

島の形が正確でなかったり,「小東洋」「大東洋」という表現があったりするところがまた良い!

需要ありそうだし,レプリカを量産する商売,アリかも?

島根といえば,小泉八雲。遺作である「JAPAN」が!

パトリック・ラフカディオ・ハーン…響きが良く覚えやすい名前ですよねぇ。)

神話シアター

島根に関する動画を映画のように観られるところ。

入口がオシャレ。(…なのだけれど,私が撮るとあやしい雰囲気に。)

シアターの脇には「古事記伝」が展示されていた。

広大附属福山中では国学・蘭学は頻出ですから,受験勉強をした子たちならそれぞれ何なのか説明できますよね?

最後に

館内入口のオブジェでパシャリ。

「顔を出して撮影するスポット」はよく見かけるのだが,まさか「勾玉の穴から顔を出して撮影するスポット」があるとは…。

「何事も楽しむ」私としては,つい記念に撮ってしまうよね。

出雲を訪れるならば,「出雲大社」を訪れるだけではもったいない。

今回紹介した「島根県立古代出雲歴史博物館」以外にも,「稲佐の浜」,「出雲阿国の墓」,「日御碕灯台」,「旧大社駅」,「宍道湖」,…見所はたくさんだ。

松江まで足をのばせば,現存12天守のひとつでもある「松江城」,「堀川遊覧船」,「カラコロ広場」,「八重垣神社」,「玉造湯神社」,「玉造温泉」,「黄泉比良坂」,…こちらにも見所がたくさんだ。

まだまだ訪れてみたい場所がたくさんあるし,一度訪れて興味を持ち,深く調べて再度訪れるといった楽しみ方もできるし,島根には魅力がたくさんだ。

次回訪れることがあれば,潜戸(くけど)の風情を味わいたいなぁ…。