初参加。
(写真については生徒含めすべてOKとのこと。NGの子を除くが,公開授業には無関係とのこと。)
近大福山中
近畿大学附属広島高等学校・中学校福山校。
福山市内にある私立の中高一貫校である。
このたび『Re-SET Kindai#3』と題されたイベントをご紹介いただきまして。
『公開授業』『意見交換会』となっていたものの,私個人としては小学生や保護者へのご紹介がしやすくなるよう『近大福山中の授業の様子を体験したい』という思いもあり,参加させていただいた。
Re-SET Kindai#3
公開授業は英語・数学・国語・理科・社会の5科目から選択できるようになっていた。
私は『中学生の授業の様子を体感する』が最優先かなと考えたため,中学生の授業から選択。
また,理科のような『あっ』と言わせる要素を盛り込みやすい科目でなく,一見しただけではどうしても地味になってしまいがちで,アクティブラーニング的な授業を作るのが難しいと考えている『社会』を選択することにした。
結果,私が個人的に感じたことは以下。
(公開授業であるため,教師も生徒も通常とは異なる心構えだとは予想されるが。)
・内容は『自由民権運動』であったため,関心の無い子・語彙の少ない子にとっては分かりづらい日本語表現多くキビシイ単元ではあるが,内容を理解しやすく伝える様子が見られた。
・教師と生徒の信頼関係ができており,能動的に考察する場面では概ね能動的に考察したり,協働している様子が見受けられた。
・この公開授業のための準備もタイヘンであったことが推察されるが,それよりも年間で指導していて生徒に能動的な授業の受け方が浸透しているのが察せられた。
その後の意見交換会もとても良かった。
お話を伺うと,社会の専門的な研究や授業の見せ方・展開の仕方だけでなく,『誰に教えるか』を常に考察し続けている教師だなと感じられた。
他の教師のことや科目のことは分からないが,やはり教師の人柄が出るな……とそう感じた会であった。
社会についてはどうしてもインプットが少ないと話の内容が全く分からなくなってしまいがち。
小学校の地理・歴史・公民などはなるべく用語は少なくしてあるものの,それでも語彙が少ない小学生には難しいもの。
『公立中学校では果たして授業が成立するのかな?』と感ぜられることも少なくない。
そんな中,日常的にこのように授業を展開されている,子どもたちが授業参加できている,という場面を見ることができてとても良かった。
百聞は一見に如かず。
やはり自分の目で確かめられる機会があれば自分の目で確かめるのが一番。
近大福山中の先生方,このたびは貴重な機会にお招き預かりありがとうございました。
余談
近大福山中高のスクールブログに小さいオッサンが3枚ほど写り込んでいました。
(ウォーリーを探せかな?)