夏→冬。
5年生
国語は漢字,短文,読解を淡々と。
漢字学習が板についてきた子と,板につきかけた子と,まだまだ甘い子と。
算数は『拡大と縮小』と『旅人算』。
『旅人算』はいわゆる受験算数の内容ではあるものの,速さの考え方を使ったいろいろな単元に柔軟に対応するために必須ともいえる単元だし,何より使いこなすことができると楽しい。
楽しんで学んでくれると良いな。
理科は『物の燃え方』,社会は『政治』。
国算に時間を割き過ぎ,理社が手薄になっている現状。
どれも大切ではあるのだけれど,より優先度の高いものごとに注力しているかたちかな。
6年生
国語は漢字,読解,ことばの学習を淡々と。
漢字の取り組みは概ね良好。
抜かりの無さはもちろん,ミスがあった場合の対処もかなり良い。
全範囲となる入試問題でもしっかり活かされているし,ご家庭でも褒めてあげてほしいくらい。
その分,ことわざ慣用句や四字熟語に例年より時間を割けている。
こちらについては,入試問題では頻出であるものの,そもそも見かける機会の無い言葉も多く,まず見たことのある状態にするところからスタートになる。
長期の様子を見ている感じ,言葉の学習も良好に進んでいるなと感じる。
語学は短期では成長がなかなか分かりづらいことも多いが,今の学習のしかたを信頼して大丈夫そう。
算数は入試問題演習とにせもん。
こちらはまだまだ時間を割かねばならないかな。
私立入試についてはもうあと1か月半を切ったこともあり,取り組める回数はそう多くない。
1回1回,変な言い訳のたたぬよう本気で取り組んでほしいかな。
理社は軽く全範囲の過去問をやったり復習範囲を宿題で扱ったり。
土曜演習はいつも通り過去問と全科解説,適性検査の添削。
成長しているところと,改善点と,これらが常に入り混じる。
カンペキになることはないという前提で,良い点への注目に偏らず,また悪い点への注目にも偏らず,子どもたちも私も,成長と弱点を常に冷静に評価していきたいところ。