【理科】塩分濃度差発電【社会】

再エネの多様性。

塩分濃度差発電

塩分濃度差発電、太陽光や風力と遜色ないレベルに 山梨大研究グループが国内初の出力予測

↑ニュース記事。

海水と真水の塩分濃度差で発生するエネルギーを使う「塩分濃度差発電」の国内での出力予測を、山梨大学の研究グループが初めて算出した。109の大規模河川の河口付近に発電所を設置した場合にどれだけの電力を確保できるかを調べ、発電所1基当たりの発電量は太陽光発電や風力発電と遜色ないレベルにあることが判明。再生可能エネルギーの一種として活用が期待されており、研究グループの大学院総合研究部生命環境学域の島弘幸教授は「想定以上の有用性を確認できた」と評価する。

再生可能エネルギー。

クリーンエネルギー。

持続可能な社会に必要なものとして重要なもの。

ただ,『太陽光発電は良い』だとか『原子力発電は悪い』だとか,とかく環境や運用方法によってメリットデメリットのバランスが大きく変わってくるものごとについて,浅慮にイメージだけしか見ていない場に遭遇することがあまりに多い。

そういった,イメージだけでものごとを考える人があまりに多いことが分かっていて,結局利権で運用が決まっていく様子は見ていて歯がゆいもの。

たとえば太陽光発電や風力発電についても,そのメンテナンスや地域の地盤への影響,災害があった場合の危険性,劣化した機械の廃棄方法など総合的に考えられているか,また事前に全く思いもよらなかった副産物として正負それぞれどのような影響があったのか等々。

このたびの発電はデンマークに続いて2例目とのことで,その動向,実際に運用してみてのメリットやデメリットについて注目だ。

ブログ,理科,社会

Posted by ともや