中学数学近況
夏休みが近づいてきた。
中1数学
『方程式』について,応用まで含め導入を終えたところ。
6月後半は問題演習の時間をとる。
塾内のこの学年の特徴として,長所はやることはやってくること,短所は横断的な活用となると思い込みに走りがちなこと。
「今Aの学習をしている」という状況ならAはできるが,「今Bを学習している」となると途端にAができなくなるといったこと。
満足感やできる感は薄くとも,あらゆる単元を薄っすらとやっていくスパイラル形式のほうが,長期的に見ると習熟度が高くなるといった研究結果も出ている。
塾では意図的に授業内容と確認内容をズラしたり,問題演習をとるタイミングを後にしたりといったことは行っているが,うまく活用できているだろうか。
目先のことをキッチリやる習慣も大切だが,目先のことに固執し過ぎないことも大切。
中学受験は終わったが,数学と能動的に仲良くなることを意識してほしい。
中2数学
『平面図形』について,三角形の合同証明を始めたところ。
滞りなくスムーズに進んでいるともや塾マスターの皆さまだが,相談ごとなどあればお気軽に。
中3数学
『2乗に比例する関数』について,活用を始めたところ。
週1であることもあり,進度が遅め進行になりつつ。
ようやく中学の代数分野も終わりが近づいてきたが,幾何分野がまだまだこれから。