大学合格力ランキング2025
今年も発刊されていたのだけれど,記事が遅くなってしまった。
大学合格力ランキング2025

ダイヤモンドセレクト社が毎年公開しているもの。
注意すべきは,
あくまで絶対的なものでなく,ダイヤモンドセレクト社の独自の算出方法によりランク付けしたものであること。(算出方法については明記されている。)
学校自身の実力ではなく,その年の受験生の合否結果を基準としたものであること。
私自身も『こういったランキングが出回っているのだな』とあらかじめ認識しておくのが主目的になっている。
広大附属福山の2016年以降の推移は以下。
28位,11位,12位,39位,49位,107位,19位,39位,50位……。
2025年は37位。
県立広島の2020年以降の推移は以下。
44位,39位,99位,37位,68位……。
2025年は26位。
広島県東部の高校については,全国300位以内は以下のようなかたち。
26位 県立広島
37位 広大附属福山
211位 尾道北
257位 福山誠之館
(2248校中)
昨年と比較すれば,県立広島と広大附属福山,尾道北と福山誠之館がそれぞれ入れ替わったかたち。
その他2つの指標でのベスト100校も確認。
・国公立大学医学部合格力ベスト100校
27位 広大附属福山
国公立大学医学部になると順位を上げるのが広大附属福山らしいのは昨年と同様。
・難関私立大学合格力ベスト100校
該当なし
昨年と同じく,三大都市圏,もっといえば首都圏の学校ばかりがランクインしている。
都会との差を見せつけられるところである。
今年もしつこく述べておくが,
これは2025年度大学入試を受けたその学校の高校生の合否結果をもとに算出された,単なる一つの学年のランキングである。
雑誌独自の解釈で算出したものであり,絶対的なものではない。
大学合格に的を絞ったものであり,学校の性質を表したものではない。
学校自身,内部の子どもたちがこれを言い張っているわけではない。
こういったことに留意しておく必要がある。