【理科・社会】ノーベル賞! 2025

めでたい!

ノーベル賞生理学・医学賞!

坂口志文 免疫学フロンティア研究センター特任教授が共同記者会見を行いました

↑大阪大学公式。

免疫の暴走を抑える「制御性T細胞」の発見が称えられノーベル生理学・医学賞受賞が発表された坂口志文先生(大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授)の共同記者会見が、10月6日に大阪大学のコンベンションセンターで行われました。

【速報】ノーベル生理学・医学賞に大阪大学・坂口志文特任教授ら3人 本庶氏に続き日本人では6人目

↑ニュース記事。

坂口特任教授は、本来、身体を守る免疫細胞が異常な働きをして自分の身体を攻撃する際、ブレーキ役となる『制御性T細胞』を発見しました。

 これは、「免疫学最後の大発見」とも評されていて関節リウマチのように免疫細胞が自分の身体を攻撃してしまう自己免疫疾患や、アレルギーのような過剰な免疫反応に対する予防や治療への応用が期待されています。

 日本の生理学・医学賞の受賞は2018年の京都大学・本庶佑特別教授に続き6人目です。 授賞式は12月10日にスウェーデンのストックホルムで行われます。

ノーベル化学賞!

ノーベル化学賞、北川進氏ら3人に 地球規模の問題解決に役立つ新素材を開発

↑ニュース記事。

3人は、分子と分子の間に大きな空間のある構造物を作り、そこを気体や他の化学物質が流れる仕組みを開発した。

そうした「部屋」は、大気中のCO2や、永遠の化学物質と呼ばれるPFAS(有機フッ素化合物の総称)など、人が除去したい化学物質を捕まえ、ためるのに使用できる。

3人は1970年代~1980年代に、この構造体の研究をそれぞれ独自に始めた。ロブソン氏は、研究室の作業台に穴を開けるよう大学に依頼。木製のボールが木の棒にくっつく仕組みを作り、原子の化学結合を表した。

これまでのところ、MOFは小規模でしか活用されていないが、企業は大量生産の可能性を検討している。

応用法の一つとして考えられるのが、有害ガスの分解だ。核兵器で使用されるガスも想定される。

企業では、発電所や工場から排出される地球温暖化ガスのCO2の捕捉に使用できるかもテストしている。

ノーベル委員会によると、北川氏の研究の動機となったのは、「無用之用」という考え方だった。これは、古代中国の思想家の荘子による、たとえすぐに利益をもたらさないものであっても価値あるものに変わる可能性はある、との思想を反映したものだ。

私はいずれの分野についても明るい立場ではないので内容に全く触れられないけれど,日本からノーベル賞を受賞するのは喜ばしいと考えている。

研究分野。

何の役に立つのか分からないものでも研究し続け,結果的に何に応用できるのかが後付けで分かってくることがたくさんあるもの。

受賞者が毎度のように『基礎研究にもっと資金を投入してほしい』と述べられているが,今後も教育・研究への投資を惜しまず行ってほしい。

また,それを利用してたかってくる教育業関係の利権屋をちゃんとはねのけてほしいね。

お金があればできるわけではなく,研究を進めてゆく上で設備などにお金がかかるということなのだけれど,これすら理解できていないような場がよく見受けられ,とても残念に思う。

ブログ,理科,社会

Posted by ともや