【教育】都心と地方の教育格差
何か教育の話題が増えてきたな。
都心と地方の教育格差
令和に都心と地方の教育格差が広がっているのはなぜ?「北海道の平均年収=400万円台」「道内1位の私立大学=偏差値約40」に見る当然の理由
↑ニュース記事。
最新の統計によれば、旧帝大の一角である北海道大学の2025年道内出身者割合はわずか29.6%。一方で2025年の北海道大学の関東出身者割合は30.6%と道内出身者より多くなっています。かつては道内出身者が6割を超えていたことを考えると、瞠目の減少数になっています。
これは北大の具体例であるけれど。
私が通っていた頃,北海道内出身者:北海道外出身者の割合がおおよそ5:5で,やや道内出身者のほうが多いかなという割合だったのだけれど。
現在は,おおよそ3:7で,これより道内出身者がやや少ない割合に。
都心の地方の教育格差が進んでいること,弊ブログでは何度か扱ってきているけれど,具体的な数として分かりやすい例だなと思い,改めて扱う。
北海道の高校生が北大受験で勝てなくなっているということですね。確かに、自分も仕事柄関東圏の名門中高一貫校にお邪魔することがありますが、東大・京大に惜しくも届かなかった学生が浪人することなく北大に進学する流れを良く見ています。北大自体の偏差値は下がっていないですよね。
これを読んでいくと,浪人回避傾向の流れの一環として現状があるのかなと推察できそう。
都心で東大・京大志望だった子たちのうち,今までは浪人して受け直す層が地方の旧帝大に現役で入る流れができてきているのかなぁと。
こうなると,地方の高校生にとっては学力上位の大学を目指すのが従来より難しくなってくるだろう。
ただでさえ学力の二極化に呑まれ,今まで中堅層とされてきた子たちがおおよそ下位層に取りこまれるかたちになりがち。
旧帝大レベルを目指す環境に居ること,地方出身者にとってこれが難しい世の中になってきているのかなぁ。


