水曜の任意補習

早々に書いていたのだけれど,いろいろと情報を載せていたら公開時期が入試後になってしまった。

水曜の希望者補習

県立広島中に向け,今までの傾向と対策,受け方の注意など。

『適性検査』という文言だけが1人歩きしているけれど,全国の適性検査を集めた問題集などを見れば分かる通り,単なる『フリースタイル入試』。

県立広島中の場合,オーソドックスな『適性検査』とは程遠く,人に向けて伝えるなら『県立広島中の適性検査』と表現せねばならないレベル。

2027年度以降の広大附属福山中の出題試作問題と見比べても全く異なるから,対策するならば別個のものとして対策することになる。

さて,『適性検査対策』なる表現自体が意味をなさない表現であることは何度か触れてきたとおりで。

各学校の対策の前に,『基礎力』とされるものが無ければ取り組むことあたわず。

『基礎力』とは何か?と問われると,あまりに多岐にわたる。

例えば,書かれている日本語を書かれているとおりに読む。

(小学生にはこれが意外と難しい。大人でも難しい場合も多々。)

例えば,学習済の漢字は漢字で書く。

例えば,計算を手早く正確に合わせる。

例えば,試行錯誤を能動的に行う。

……こういったものたち。

もちろん,今ここに書いてあることができればOKというわけではなく,どこに詰まりがあるのか把握し,改善しておく必要があるということ。

この,『どこに詰まりがあるのか把握』は学習機関で指導者と一緒に発見してゆくべきところである。

(昨今,この『弱点の指摘』に耐性のないひ弱な子どもたちが増えた。今の主流の教育方針がそうさせている感があるが,自身の弱点との向き合いは中学受験では避けられない。)

このように,具体的な『適性検査対策』の前に,基礎力養成が必須となる。

県立広島中の場合,問題を読み取る力,出題者の意図を読み取る力,どこがクリティカルなポイントかを見抜く力,解答をつくる力,他者への説明をテキスト(文字)で書く力,出題者が求める提案をつくる力,社会の資料をまとめる力,筆者の考えを読み取り伝える力,自身の経験や学習内容の具体例を入れつつ文章を構成する力……。

もはやペーパーテストのテクニック的なところまで述べると,どの問題を取りにいくべきかを選別する力も必要に。

と,そんなことを前提に,最後の直前補習を行った。

真摯に取り組んできた子たちは力を発揮してくれるだろう。