【教育】大学女子枠のいま
触れるだけで叩かれる可能性があるため触れづらい話題でしたね……。
大学女子枠のいま
女子枠入試は「違憲の可能性が高い」「楽に合格する手段にしかなっていない」…専門家が指摘する「最大の問題点」
↑女子枠の現状の記事。
女子枠を導入することに大学経営上の利益があるためだと分析しています。大学内の女性比率を向上させる施策、これは大学入試における女子枠だけでなく、教員採用における女性限定公募も含めてですが、そのような施策を導入することが、予算の獲得に繋がる現状が存在します。
憲法学者の議論においても女子枠のような制度を違憲とする学説が多数派のようであり、違憲判決となる可能性が高いのではないかと分析していますが、政府としては「多様性を確保する施策」にインセンティブを設けたのみであり、女子枠の実施そのものを指示したわけでない。となれば、仮に女子枠が違憲となった場合、責任は女子枠を「自主的に」実施した大学自体が負わされることになるのではないでしょうか。
女子枠について「どちらかといえば利用したくない」「利用したくない」と答えた方の割合が28.8%と出ています。単純に女子枠のほうが入試負担は軽くなるケースが多く、得をする場合がほとんどなのに「使わない」と答える方が一定数存在することには感心しました。
・女子学生の比率を高めると,予算獲得に繋がる→大学側が女子優遇措置をとる競争に
・政府側は『指示したわけではない』という主張
・受験生側は男女ともに女子枠に対して懐疑的な傾向
京都大学の入試で「定員割れ」が起きた……関係者が恐れている「驚異の事態」
↑女子枠の現状の記事。
一方、今回「異例」と言われているのは、今年度から理学部と工学部の一部の学科で始まった「女子枠制度」だ。工学部電気電子工学科の女性募集枠が「定員割れ」を起こしたのである。募集人員7名に対し、志願者はわずか5名。倍率は0.7倍という、難関大学では考えられない「異例の事態」だった。
『理系は男性ばかり』という状況が当たり前になってしまっており、新しい風を吹き込むためにも必要だと考えられていました。ただ、今回の結果は衝撃的です。枠を作れば志願者が集まると思っていましたが、思いのほか応募者数が少なかった」(大学関係者)
「女子枠自体を否定するわけではありませんが、他の入試と比べて学力が低い学生が集まってしまうことを恐れています。実際、すでに実施している大学の先生と学会で会うと、その悩みを話されることが多い。中には、数学IIIを学習していないといった、理系ではあり得ない事態も聞きます。
・京都大学のある学部学科の女子枠が定員割れ
・数学IIIを履修している前提の講義なのに,履修していない学生が入学できてしまう
このような現状であるよう。
2024→2026で志願者数500名以上減った大学の8割以上がなんと【女子枠】を設置しておりました
国の誘惑に負けて女子枠作ってしまうと受験生から敬遠されることが分かりました
これ,講義のレベルが,本来学力が合格基準に達していない学生に合わされてしまうことへの不安か,
それとも一般枠で入ったのに今後一生女子枠ラベルの疑いを貼られるのを忌避しているのか……。
それとも因果関係が逆で,志願者が減りつつある大学が予算欲しさに女子枠を設置しているか……。
要因の分析はどのようになるのだろう。
一方,ポジティブなニュースもある。
↑2025年のニュース。
佐賀大(佐賀市)は27日、化粧品分野を専門的に学ぶ学部相当の「コスメティックサイエンス学環」を来年4月に開設すると発表した。大学によると、この分野で学部相当組織を設置するのは国公立大で初めて。化粧品に含まれる化学物質の性質や、皮膚に与える影響などを体系的に学び、研究開発の促進や専門人材の育成を目指す。
佐賀大が来年度新設の「コスメ学部」に熱視線 地方創生、リケジョ育成… 競争率8倍
↑2025年のニュース。
大手予備校「河合塾」の調査によると、同学環の志願動向は、前期18人の定員に対して志願者は146人と約8倍の高倍率となっている。地方国公立大の倍率が低下傾向にあるなか、人気を集めていることが分かる。
国立大学協会は今年3月、「地方及び女子の大学進学率を一層向上させる」という目標を掲げた。河合塾によると、同学環の志願者の約9割は女性。国が力を入れている理系分野の女子比率の向上との相性もいい。
これ,何がすごいかって,呼称を女子向けにすることにより女子割合を増やせそうなところ。
実際,志願者数が多く,また志願割合について女性が多い。
塾の『適性検査対策』の売り文句と一緒で,中身は今まで通りであっても関心を持ってもらうことがまずは入口で。
名称に違和感があるかもしれないけれど,理工学部・薬学部・経営学部といった呼称よりもとっつきやすそうな名称であり,また出口として化粧品関係が軸になっているのが分かりやすい。
私が大学生の頃に『材料工学科』が『マテリアル工学コース』へと名称変更になったのを思い出す。
どのような名称であれ,具体的に何をやるのか分かりにくいのが大学の学部学科だ。
名称だけでイメージがわく学部学科名については,全面的にとはいわないけれど,今はポジティブなことだと考えている。




