他塾では模試が続々と

Posted on 2020年6月5日他塾では模試が続々と はコメントを受け付けていません

緊急事態宣言が解除されるやいなや,「待ってました」とばかりにいろいろな案内が。

小学生向けの模試

小学生向けの模試を受ける意味はあるのだろうか?

意味なく受ける必要は無いが,目的があれば受けるのはアリだ」と考えている。

あまり連続で受験すると,「どれがどれだったかわけわからないし,どうにでもなあれ…」になってしまうから,多数受ける必要は無いと考えている。

(受けるのが好きであれば,たくさん受けるのも良いと思うけれど。)

立ち位置

模試は,「同学年の中での,全国における自分の立ち位置を知る」「同学年の中での,周辺地域における自分の立ち位置を知る」ことには大いに有効である。

が,「全員が受験しているわけではない」し,むしろ「中学受験向けのテストを受ける小学生は少数派である」から,「全小学生の中での自分の立ち位置」と混同しないよう注意が必要だ。

中学受験は,基本的にはローカルな地域での,相対的な勝負であるから,「広島市内の学校を受ける」ならば「山口県~広島県での自分の位置」,「広島県東部の学校を受ける」ならば「広島県~岡山県での自分の位置」が参考になる。

問題

「受験勉強をしている小学生向けのテストはどのようなものか?」を学ぶのにも非常に役立つ。

高校受験とは異なり,中学受験は,学校で求められる学力と受験で求められる学力には大きく差がある。

ゆえに,「受験勉強することにより,このような問題に取り組めるようになるべきなのだな」と学ぶ機会になる。

反面,学校によって出題傾向がバラバラなので,「模試の問題」と実際の受験問題は方向性が異なることが多い点は認識しておきたい。

だから,「この模試の狙いはこういったところなのだな」程度にとどめておくべきだ。

周辺地域のライバルを知る

受験では1位を取る必要は無いから,「全員に勝つ」必要は無い。

だけど,「周囲で受験勉強をしている子たちはこういった子たちなのだな」と認識する良い機会になる。

ともや塾では,むしろ積極的に周辺塾で模試を受験することを推奨したい。

「自塾以外のライバルを知る」「母数の大きなテストを受ける」,この2点は,ともや塾では用意できていないことであり,大手塾の最大のメリットでもある。

(「聞いたことのある塾だという安心感」もあるけれど…。)

無料模試の目的

塾は,「初めて門を叩くこと」がいちばんのハードルである。

だから,塾側にとっては「一度足を運んでくれること」自体が大きなメリットだ。

「子どもに気に入ってもらうためのしかけ」をいくつか行っているところも多いだろう。

そのため,内部生よりも外部生に手厚くする塾もあるくらいだ。

大手の塾は,経営陣が教育ベースよりも商業ベースに重きを置いているだろうから,当然の措置といえる。

6~7月の模試

許可を得ているわけではないので,やや遠慮したかたちで,三原市周辺塾の模試をご案内。

(随時追加する可能性アリ。)

6/21(日) N塾 小1~小6 学力テスト

6/28(日) 四谷大塚 全国統一小学生テスト(三原市内ではM塾で実施)

7/5(日) N塾 小3~中2 模試

他塾の様子をのぞいてみる良い機会にもなるだろうし,受験してみるのも良いかもしれない。