懇談も終わり,保護者様方から学ぶことも多かったもので…。
「わからないことが多いのに,なぜ楽しいのか?」
誤解のおそれがあるので初めに述べておくけれど…。
中学入試の勉強においては,トップの子ですら理解不能なことを扱うことがある。
ゆえに,わからないことは,あって当たり前。
で,冒頭の旨のお言葉。
実は在塾生,そして入塾相談の方,…複数の保護者様からいただいたもの。
「勉強は楽しくないもの,わからないのはツライことという認識がありました」という旨のお言葉も。
「勉強=ツライ」という固定観念の方が多いのだなぁ…と,改めて認識している。
もちろん楽しいことばかりじゃないし,ツライ努力が必要なこともある。
だけれど,「わからないこと」って,「好奇心を刺激するもの」でもあるわけで,その感覚は子ども心があればあるほど強いのでは…と考えている。
「わからないこと」をわかろうとする,試行錯誤する,知識として蓄える…これが楽しいのだ。
以前書いたものの繰り返しになるけれど,また引用させていただこう。
この1か月,息切れするんじゃないかとハラハラしましたが,終わってみれば,子どもは楽しんでいたんだなって思います。
子どもは色々なことをソツなくやってきましたが,1番好きそうなのが勉強だあ!最近わかった事実です。衝撃でした。
今,中学生になっても通ってくれている子だけれど,2学期の中間テストで学年1位だったそうで。
(ちなみに「ともや塾」では定期テストの世話は全くしておりません…。完全に本人の実力です…。)
やはり長い目で見れば,「勉強を楽しむ」という姿勢こそが大切である…と再認識している。
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