という記事が面白かった。もう1か月以上前なのだけれど。
「日本語は読めないけど論破したい」人たち
ひろゆきのファン層は「日本語は読めないけど論破したい」人たちだよねって話
はじめに断っておくと,この記事の執筆者は女性へのあたりが強く,またシモの話も多いため,小学生にはオススメしづらいトピックが多い。
今回の記事は無料部分だけで十分面白かったので。
また,今後の世の中を生きていく中で,このような人と接する機会がある可能性も考える機会にもしたい。
(どのような結論になっているか存じ上げないのですが。)
ひろゆき氏について思うこと。
ひろゆき氏と執筆者の小山氏。
いずれも私は好きなところもあり,首をかしげるところもある,そんな人物なのですよね。
その言についてはいずれもムチャクチャな場合も少なくないため,それをふまえた上で眺める必要がある。
特にひろゆき氏は数々の詭弁を駆使して立ち回るプロであるから『これは論点ずらしだな』等見極めながら一歩引いておく必要があるし,小山氏については結論ありきで論を展開することが多いためムチャクチャな論で人を傷つける場面が多々あったりド直球な下ネタも多いからセンシティブである。
好きな理由は『ふだん切り込みづらい話題についても,まな板の上に乗せてくれる存在である』から。
デリカシーの無さが,かえってふだん議論しづらい話題を多くの人に考えさせてくれる存在であると考えている。
今回の議論についてはSNSでリアルタイムに眺めていたこともあり,タイヘン面白かった。
私自身,『単に影響力の強い人の言に乗っかって勝ち馬に乗りたいだけの人,よく見かけるようになったなぁ』というのは感じていたもの。
まさに『虎の威を借る狐』。
まるでジャイアンの影から『そうだそうだ!』と宣うスネ夫のようである。
SNSで誰でも気軽に論争に参加できるようになったのだなぁと実感するが,SNSから離れている人には影響がないかもしれない。
また,『ヤフコメ民』なる語があるくらいもっと民度の低いところもあるようで,あまり目にしないほうが良さそうである。
内容については私が補足するのも無粋だと思われるので,記事を読んでみてほしい。
(記事内では言及されていないが,ひろゆき氏が『10年前に~』と述べているが,そもそも小山氏が述べている「『銃・病原菌・鉄』の作者であるジャレド・ダイアモンドは『文明崩壊』という本を書いていて」すら読めていないのですよね……。)
余談だが,この頃ちょうど『銃・病原菌・鉄』を読み始めた時期であり,私が読んでいる書籍的にもタイムリーな話題でした。