【本】カガクのミカタ

Posted on 2021年1月15日【本】カガクのミカタ はコメントを受け付けていません

冬期講習の合間に読みまして。

「カガクのミカタ」

2021年読み終わった1冊目である。

2年ほど前の書籍だが…。

もくじを眺めるだけで「こころときめきするもの」である。

ひとつひとつの項目もそうだが,何より「枕草子」に倣った書き方をされている点がまたスバラシイ!

それぞれの題材が短くまとめられており,また筆者独自の思想や表現が垣間見れるのも楽しかった。

もちろん個人の思想が絡むものは,すべてを鵜呑みにするわけにはいかない。

だが,「科学畑ではこういった話題が出ているのか」「こういう考え方をする方もいらっしゃるのか」という読み方をする書籍としては,ずいぶん楽しく勉強できる本だった。

「科学技術」は常に進歩してゆくもの。

だから,どんどん情報は古くなる。

10年前の最新技術は,今となっては古びたものとなっていたりする。

それはそれで,「当時はこれが最新鋭だったのか…」と時代背景を学ぶきっかけにもなる。

そんなわけで,科学に関する本はいつ読んでも面白いものだ。