私個人の意見は無いが,気になる話題。
都立高校入試の男女別定員制
都立高校入試の“男女別定員制” 同じ点数なのに女子だけ不合格?
↑の記事を読んだ。
こういった話題になると,反射的に「男女差別!」と叫ぶのは簡単だけれど,「入試選抜は,結果均等であるべきか?機会均等であるべきか?」という問題ですよね。
単純に受験者の視点や外野から見れば,「機会均等であるべき」という意見になりがちに感じる。
だけれど,学校の運営事情については私には分かりかねる部分が多い。
例えば,記事中に出てくる話題であれば,周辺の学校について,男子校・女子校の受け皿の割合などは無関係とは言いがたくなる。
今回話題となっている部分を局所的に変更したとしても,大局的に見れば性差で有利不利が出てしまうことにもなるだろう。
また,「機会均等」を言い出せば,「男子校・女子校は性別で分ける必要があるのか?」といったところにも問題が波及しそう。
広大附属福山中の男女別定員制
なぜ今回この記事が目に付いたのかというと,まさにこれなのですよね。
以下,良し悪しは別として…。
広島県東部のトップ校ともいえる広大附属福山中高。
2020年度の全国大学合格力ランキング49位。(ダイヤモンドセレクト社)
これは広島県内だと1位。
この学校の定員について,高校は男女混合であるが,中学校は男女別となっている。
結果,例年中学入試では女子のほうが倍率が低くなっており,女子が有利な入試となっているのが現状だ。
(ただし,男女別の合格ラインは公式には非公開。)
地域のトップ校に通ずるものがあったので,つい気になって読んでしまった。
私もこの話題についてはあまり深く触れられる立場にないので,「このような記事があって,現状このような感じ」という紹介にとどめるまでだ。
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