今週は日程変更があります。(関係者には伝達済。)
5年生
国語の読解は物語文へ。
周辺の国立・公立の中高一貫校での出題は,説明文・随筆が多い。
物語文が課されるのはおもに私立中である。
読解を始めたばかりの子たちは「説明文より物語文のほうが易しい」と考えている子がよく見受けられる。
が,実際に設問の採点をしているとそのような傾向はなく。
単に「本文が読みやすいか否か」についての感覚を述べているだけの場合がほとんど。
むしろ論理的に解けるようになってくると,説明文は「書いてあること」から解答を導けることがほとんどであるため,正答率は高くなる。
物語文は心情理解のほか,物語文独特の「描写から心情や雰囲気を読み取る」といったことが難しい。
出題される文章の題材も1900年代のものが多く,たとえば「カメラのフィルム」だとか「ランプ」,「上がりがまち」といった小物ひとつひとつについて,令和の子どもたちにとっては想像するのが難しい場合も多々ある。
解き方についての学びもあるが,今のうちに読解問題の題材となる文章をたくさん読むこと,これ自身が勉強になるだろう。
算数は「円」「多角形の面積」「つるかめ算」の問題演習を。
理科は4年生の復習,社会は農業の復習を。
6年生
6年生も同様に物語文へ。
算数は「比の利用」「時計算」などを。
理科は6年生の復習,社会は4年生の復習を問題演習で。
演習は算数の問題演習。
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