子どもの数自体は減っているのに対し。
小中学生の不登校急増
小中学生の不登校急増、最多24万人 行事中止や休校…コロナ禍なお
↑2022年10月の記事。
元記事のグラフを見れば一目瞭然だが,確かに急増している。
傾向を見るとすれば,コロナ禍よりも5年ほど前の2015年ごろから右肩上がりになり,2021年度の集計がさらに抜きんでているかたちか。
私も『学校は休みがちだけれど,塾には行っている』という子を受け持ったこともある。
私は10年超 塾業界に居るので様々な変化を感じる。
コロナ禍での行事縮小やマスクにより表情が読み取れないなども原因として大いに考えられるけれども,それ以外にも原因はたくさんありそう。
10年前との大きな違いとして,塾に通っている家庭に共働き世帯が多くなったことが挙げられる。
『だから悪い!』などというつもりは毛頭ないのだけれど,家庭でのコミュニケーションの多少も影響してきているのかなと感じたりする。
保護者にも割けるリソースに限りはあるし,これをどうこうしてほしいといったことは無いのだけれど,いろいろと考察してしまう。
塾では私の性格もあり,勉強以外の雑談や笑いのネタの提供を多くしているのだけれど,これがコミュニケーションの一助となっておれば良いなぁ。
関連記事