千葉県につき身近な話題とは言い難いが……。
流山市の人口,20年間で129%UP
注:29%UPではなく129%UP。2.29倍。
SNSより。
少子高齢化と人口減少で財政が3年連続赤字。まさに火の車だった流山市の市長になる
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税収UPのため人口を増やすことに専念
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全国自治体で初の「マーケティング課」を設置
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子育て世代にターゲットを絞る
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職員から猛反発 ”全ての年代に公平にサービスを届けるのが行政の役目”
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既存の職員では難しいと判断し、民間からマーケターを公募
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行政の常識を覆す攻めの戦略を次々と打ち出していく
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キャッチフレーズは『母になるなら、流山市』
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『子育て』だけではなくて、『母』として一人の女性として、仕事も社会活動も子育ても輝いてほしいという願いを込めて『母になるなら』にした
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保育園を次々に増設、コンビニより保育園の方が多くなる
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13年間で17か所から一気に102か所へ拡大
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200戸以上の大型マンションには保育園を併設する条例を制定
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駅前に「送迎ステーション」を設置。朝に子供を連れて行けば、市内全ての保育園にバスで送り届けてくれるサービス
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夜は20時まで開いているので残業で遅くなっても大丈夫
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待機児童ゼロ達成!!!
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懸念される保育士不足にもいち早く対応
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保育士には市から手厚い補助 ・流山特例手当 43,000円/月 ・住宅補助手当 67,000円/月
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高水準の賃金体系を理由に保育士の数も年々増加
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転入者の働く場所の確保に奔走
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東京ドーム20個分の敷地に国内最大級の物流センターを建設
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30社以上の企業を誘致し7,000人の新規雇用を創出
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子育てしながら地元で働きたい市民の受け皿に
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税制アップのためのムダ削減にも尽力
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街づくり計画書 ・就任前:4冊計600ページ ・就任後:1冊のみ
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職員の負担減、他の業務に手が回るようになる
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会議は立ち会議形式にし短時間で終了
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市役所内の応接セットすべて撤去
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こうした効率化で、3年で5億円の人件費を削減
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20年間で人口139%増、人口増加率は6年連続全国第1位
民間企業で培った英知を結集し、20年間で地方の田舎町から誰もが住みたい街に変えた! ”マーケティング” があれば地方都市は甦ることを証明した現流山市長 井崎義治さん!!!
私はwebでチラッと見ただけの身であるのだけれど。
何がスゴイと感じたか。
目先のことに対応するとか瞬間的に結果を出すとかそういったことではなく,20年間というスパンで大局的に未来を見据え,様々な角度から具体的な施策を打ち出して結果を出していることだ。
これは自益に傾倒して活動している人にはできることではない。
長期的に結果が出るものは,結果が出るまでの間は目に見えづらく,また結果が出るまでは評価されないことが少なくないからだ。
こういった長期的な目線で自治体を動かしてゆける人を見ていると,私も見倣うべきところがたくさんあるなぁと感じる。
(もちろん,ザンネンながら個人として付き合いがあるわけでもなく市長として表に出ている活動内容しか知り得ないため,実際の人柄は存じ上げないが。)