教科書改訂が早く感じられるくらい歳をとった……。
2024年度新教科書が届いた
三原市立小学校で採用されている教科書のうち,受験科目になる科目の教科書を購入。
教科書は児童に無料配布されているほか,広島教販等で購入することができる。
小5理科の教科書,映画のポスターにありそうで好き。
弊ブログでは繰り返し述べているが,採用教科書は自治体によって異なるほか,私立や国立の小学校は独自採用になる。
三原市と福山市では理科社会は同じものを採用しているが,国語算数は異なる。
ゆえに,学習漢字の順序などが異なる可能性がある。
↑2024年度の教科書採択。
また,小学校と高校では切り替わり方も異なる。
高校では1学年が切り替わり,その学年が進級するごとに1学年ずつスライドしていくもの。
これに対し,小学校は全学年が一斉切替となっている。
今年度切り替わったことにより,旧課程のものは入手しづらくなるので注意が必要。
↑教科書改訂の注意点。
内容をパラパラと
教材会社の方々と話をしていたときに何度も聞いた言葉。
『大改訂じゃないからほとんど替わってないです』
そうかそうかぁ。せいぜい社会のデータが最新版になった程度かぁ。
……。
国語。
じっくり見てはいないが,子どもたちから声の上がっていた通り,漢字の学習順序が変更になっていた。
漢字学習については弊塾では三原市の採用教科書に準拠して学習していたのだけれど,今年度はそれが無意味になってしまったかたち。
上述の通り,学習順序はもともと地域によって異なっていたものなのでわざわざ準拠する必要はないのだけれど,可能な範囲で準拠してゆきたいと考えていたため今後調整が必要かな。
また,扱われている題材もかなり切り替わっていた。
算数。
学習順序が変更になっていたほか,角錐の体積の求め方が紹介されており,入試問題に復活の兆し……?
理科。
ガスバーナーと上皿てんびんが完全に姿を消すなど目立つ変更があり。
今後入試問題からも姿を消すのかな。
社会。
『日本遺産』の学習として『福山市 鞆の浦』が見開きでピックアップされているなど。
日本遺産は100件以上が登録されているため,もしこれを学習するとなるととんでもないことになるなぁ……。
最後に学習することとなる『日本とつながりの深い国々』。
アメリカ・中国・韓国・サウジアラビアの4か国から,アメリカ・中国・フランス・ブラジルの4か国へ。
この変更は大きい。
うーん,思ったより結構替わっていましたね……。
時間を割いてじっくり教材研究してゆく所存。