2024年も折り返し。
5年生
国語は漢字,短文,読解を淡々と。
6月のテストが終わり,心機一転の出だし。
漢字テストは全体的にあまりふるわず,まだまだ意識は高くなっていない様子。
塾のペースと自身の取り組みの兼ね合いについては,慣れてきた子は居るかな。
算数は『速さ』へ。
受験算数の単元では『旅人算』『通過算』『流水算』など応用内容もたくさんある上,そういったワクにとらわれない出題についてはどの学校でも出題されるし,これは適性検査も例外ではない。
適性検査については『速さの問題を解く』わけではなく,『問題の情報を整理したり試行したりする中で速さを使うことが必要になる』という感じ。
これは『速さの問題を解く』程度で学習が止まっている子は完全に置いてけぼりになってしまうだろう。
その基礎にあたる部分は自由自在に扱えるよう練習してゆこう。
理科は『ふりこ』,社会はようやく『米作り』へ。
夏期講習中に社会はどんどん進んでおく予定。
6年生
国語は漢字,短文,読解を淡々と。
漢字テストはほとんどの子が100点を取れており,取り組みがとても良い。
反面,語彙力についての積み残しをどうさばくかが課題かな。
算数は『柱体・錐体』へ。
教科書内容で扱われるものが多くなった分,周辺入試の変化もあるかもしれず,準備しておかねばね。
理科は『てこ』の計算練習,社会は歴史の続きを『大正時代』から。
土曜演習は過去問と全科解説。
総合問題に取り組む練習,自身の現時点での実力を認知すること,弱点と向きあうこと,解説を聞く行為自体の練習,……さまざまな学びがある。
合格するつもりがあっても解説を聞くことができない子は,意外と居るもので。
ボトルネックになっているものは,たとえば持久力であったり傾聴力であったりするのだけれど,これもまた子どもそれぞれ。
もちろん私も適宜『やってみよう』といったことを間に挟むなどするのだけれど,それでもなおといったところ。
全科目の導入が終わってくると,こういった解説を能動的に聞けるか否かで伸びにかなり差がつく。
過去ちょくちょく見かけたのが『あとでお父さんお母さんに聞く』といった意識のもの。
お父さんお母さんに聞くこと自体は問題ないのだけれど,『あとで他の人に聞く』前提で授業を受けているようでは……。
『やってみよう』というタイミングに『え?今何の話?』となってしまう様子は見ていられない。
過去には家庭教師を別でとっている子もおり,私もそれ自体を否定はしないものの,やはり『あとで家庭教師に聞くから大丈夫』という意識で授業を受けている様子が見受けられる子もいた。
それはそれ,これはこれでうまく回せる子なら問題ないのだけれど……。
こういった場合は適宜個人的に呼び出してその点についてメタ認知してもらえるようアドバイスをしたりするのだけれど,これを受け入れられるかどうかは本人に依存するところが大きい。
授業から得られる学びに関して貪欲であってほしいものだ。