9コマ授業,4日連続ス。
5年生
やっさ踊りの練習と並行している子も居たが,うまく両立できていたようで。
中学,高校,大学と進学してゆくと分かるのだけれど,『勉強だけ』をやっている人は意外と少ないんですよね。
なんでもかんでも手を出すというのもちょっと違って。
好奇心や興味を持ったものごとに対し『本気で打ち込む』姿勢。
この姿勢が育っていることが大切かなと,そう考えている。
国語はいつも通り,漢字,読解。
文章自体のレベルは上がっているのだけれど,『読む』が順調に育ってきているなと感じる。
国語力こそ一朝一夕でどうにかなるものでもなく,ぱっと見で分かるものでもないのだけれど,だからこそ塾で一緒に過ごしている私からは特に強調したい部分である。
算数は『速さ』『面積』『円』『差集め算』『過不足算』の問題演習。
ペースは個々人それぞれだけれど,真剣に取り組んで考える姿勢が成長していて嬉しい。
理科は『4年生の復習』,社会は『工業』『資源』の導入。
社会は導入をどんどん進め,馴染みのある語を増やしてゆきたいところ。
6年生
こちらもやっさ踊りの練習と並行して通っている子が複数名おり。
忙しい中,やるとなれば真摯に取り組むこと自体が成長に繋がる。
私は受験勉強と他のものごとを並行することにはわりと肯定的なほうかな。
ただ,スケジュールのバッティングなどが発生するデメリットはもちろんあり,それをふまえた上で他責にせず自らすすんで成長する意欲が求められる。
今年度の6年生はそのあたりを卒なくできていて,かつそれを表に出さないところがなかなかスゴイの一言である。
国語はいつも通り,漢字,読解。
読解は時代背景について学ぶものもあり,『物語文』が出題される場合には助けとなるだろう。
今の子どもたちにとって,たとえば『Wi-Fiがない日常』,『土間から上がり框までに距離のある家(場合によってはキッチンが土間側)』など実感しづらいものごとは多い。
こういったものは,自分の常識の中だけで生活していては想像もつかない。
単に文章を読むといっただけでなく,文化の違いや考え方の違いなど,そういったものごとを客観的に読み取る力を養うのに絶好の機会である。
算数は計算特訓と『速さと比』を中心にまだ導入を進めている。
『速さ』については『どの学校でも毎年出題される』と言っても過言ではないくらいの頻度で出題され,また身構えることなく応用的なものに卒なく取り組めることが求められる。
応用の方向性も,流水算や旅人算のような受験算数的なものもあれば,公共交通機関の時刻表の扱いなど日常生活と紐づいたものなど多方向にわたる。
受験勉強をしながら『速さ』と仲良くなってほしい。
理科は『てこの計算』『電流の計算』。
電気の扱いについては,3年生~6年生の4年間で満遍なく扱うものでもあり,またこれも応用は多方向。
この夏の間にガッツリ仲良くなってほしい。
社会は導入を終え,『歴史』『政治』の問題演習。
演習の時間は算数の小問集合的なもので総復習。
夏が終わると秋からの塾の時間の短さに驚くかもしれない。