2人目の6年生が来てくれることになりました!
(定員20名とかいう大風呂敷はどこへ…)
人数より何より,「志の高い子」が来てくれていることが非常に嬉しい!
さて,本が無いと落ち着かないので,職場の本棚に教材と一緒に自分の読みたい本・読み終わった本をいくつか並べている。
今のところ読むタイミングはほとんど無いのだが,あると安心する。
最近の読書
先日,書店で見かけた「知識を操る超読書術 / DaiGo」を読んでいた。
DaiGoさん自身は,TV関係者は「うさんくさい姿」を映したがる傾向があるためか「うさんくささ」が先行している感は否めないが,個人で発信しているものには役に立つ知識も多い。
これも,ひとえにネタ元としている鈴木祐さんのブログが充実しているから役立つ知識が多いのだろうと感じている。
鈴木祐さんは「年間5000の論文を読む男」ともいわれる人だ。
ブログでは「健康」に関する知識を多く紹介されているが,「心の健康」についても多く扱っているため,心理学についても学べる内容が多い。
書店では他に「デザイン」に関する本など,興味のわく新書が多く,そのうち読みたいなぁ…と思いつつ,その場をあとに。
GIVE & TAKE
アダム・グラント氏の本を翻訳されたもので,以前から気になっていた本だ。
まだ読み始めであるが,「Giver」と「Taker」,そして「Matcher」について書かれている。
今まで「Give & Take」は常につり合いを取るようなものだと感じていたのだが,「Giver」「Taker」なる概念から書かれており,自分の思想とも照らし合わせつつ,楽しみながら読んでいるところ。
「GIVE & TAKE」から話はそれるが,心理学系統の本を読んでいると,具体的な過去のエピソードでエイブラハム・リンカーンがよく出てくるし,以下の「ニーバーの祈り」といわれる一節もよく参照され,記憶に残る。
神よ。
私たちに変えられないものを受け入れる心の平穏を与えて下さい。
変えることのできるものを変える勇気を与えて下さい。
そして、変えることのできるものとできないものを見分ける賢さを与えて下さい。
ニーバーの祈り の一部を訳したもの
( もとが英語なので日本語にすると訳者によりニュアンスが変わること,それから一部を参照しただけのものであるから本来は全文を読むべきであること…に注意する必要がある。)
この一節は私にとって思い出す機会が多いのだが,日常生活の中でそれを感じることが多いということなのだろう。
読まれている皆様はいかがだろうか。
実用書について思うこと
誤解を恐れず身もふたもない言い方をすると,本は筆者の伝えたいことが書いてあるものに過ぎない。
だけど,本に書かれている内容が正しいか間違いか,役に立つか立たないか,…これらを問わず,自分とは違う人の考え方を読むことは勉強になる。
「勉強になる」ということは,自分にはまだまだ知識が不足していることの裏返しでもある。
そのうち多くの実用書について「知っていることだらけ」になる日が来ると良いのだが,新しい研究や考察は常に現れるもので,いつまで経ってもそういった日は来ることは無いのだろうなぁ…。