前回までの旅程:箸墓古墳→だんご庄→高松塚壁画館→高松塚古墳→飛鳥歴史公園館→四神の館→キトラ古墳→石舞台古墳→飛鳥寺(蘇我入鹿首塚)→三輪山本→藤原宮跡→道の駅『レスティ唐古・鍵』→唐古・鍵遺跡→平城宮跡資料館→平城宮跡大極殿
平城宮跡 大極門
大極殿を出て大極門へ。
大極殿に続き似たようなカラーリングで,写真だけ見ても同じものに見えそう?
位置関係が分かりづらいと思うので,地図を。
↑の奥が大極殿,真ん中あたりの門が大極門。
周りの長い建物などは復元されていないため,これらがポツポツとあるかたち。
『Daigoku-mon Gate』。
漢字だけだと読みづらいけれど,ローマ字の読みがあってタスカル。
門はいつでも見られるのかと思いきや,開門時間・入門時間が設定されているよう。
(入門。文字通りの入門に使うんやなぁ。)
大極殿 in 大極門。
復元作業が行われ続けており作業場らしきものがどうしても写り込んでしまうため,趣はあまりないか。
大極門の隣では東楼再建中。
この隣の建物が東楼作業場になっており,ホントにすぐ隣。
平城宮跡 大極門~朱雀門
さ,振り返って南の朱雀門へ。
写真からはスケールが分かりづらいかもしれないが……。
遠い……。
この日は6月末でまさに太陽の高さがいちばん高い時期でもあり,影のないだだっ広い土地は体力の消耗が激しそうだなぁと,そんなことを考えるなど。
(オッサンは実際ここで疲れました。)
お,平城宮跡を横切る線路も見えてきた。
(地理院地図より。)
そう,平城宮跡は線路が貫通しているのですよね。
これも今回歩いて実体験したかったろころ。
こういった,インフラが先か文化財保護が先か──的なものは,タイミングや状況次第よなぁ……。
福山城の敷地内を貫通する福山駅周辺の線路,三原城の石垣に乗っかる三原駅のホームなど,身近に似たような例があるのでそんなことを思うなど。
お,ちょうど電車が通りそう。
朱雀門と電車がちょうど重なるタイミングに撮影できた。
踏切を越えて。
(『あの丘を越えて』的な。)
平城宮跡 朱雀門
朱雀門(裏)に着いた。
オッサンがつまづいた階段。
写真だとスケールが分かりづらいが,奈良時代人向けの一段が大きめのものでした。
大極門 in 朱雀門。
遮蔽物がない上に大極門が大きい建物のため遠近感が分かりづらいなぁ。
朱雀門にて記念撮影。
顔に疲れが出ておる。
正面から訪ねた場合は朱雀門から奥へ向かうことになるはず。
余談
『平城宮跡内での犬の訓練はご遠慮願います 文化庁』
『散歩』でなく『訓練』と表現されているの,何かあったんやろなぁ……。