前回までの旅程:箸墓古墳→だんご庄→高松塚壁画館→高松塚古墳→飛鳥歴史公園館→四神の館→キトラ古墳→石舞台古墳→飛鳥寺(蘇我入鹿首塚)→三輪山本→藤原宮跡→道の駅『レスティ唐古・鍵』→唐古・鍵遺跡→平城宮跡資料館→平城宮跡大極殿→平城宮跡大極門→平城宮跡朱雀門→平城宮跡天平つどい館→平城宮跡遣唐使船→平城宮跡天平うまし館
平城宮跡 いざない館
『いざない』と称された名称的にも位置的にも,おそらく平城宮跡に入ってはじめに入るべき建物である。
入口脇で出迎えてくれるのは……。
棚田嘉十郎の像!
(遠い。)
私が現役の頃には存じ上げなかった人物だが,近年の小6の教科書では何度も見てきた像である。
ここに建っていたのかー。
朱雀門を守る衛士に出迎えられ,いざ,いざない館へ。
北から歩いてきたあとに見たからか,スケールと位置関係が分かりやすい模型。
平城宮をまるごと体験しよう!
気合入ってるなぁ。
得意げな表情で年収開示するおじさんたち,現る。
いちばん稼いでいる人が困り顔でした。
木簡コーナー。
『サメの干物の送り状』。
役人になって木簡をつくろう?
藤原京から平城京までの歴史が詳しく紹介されていた。
うわー。覚えやすい語呂合わせだなぁ。(棒読み)
(念のため。平城京への遷都はしたけれど,平城宮は完成していなかった。の意。)
和同開珎。
Wadokaichin coins.
-ω-
ごみ捨て場は宝の山だった!
平城宮と現代の政治機関の対応。
『何百人分もがんばって作っているのに,「おかずがまずい」と文句をつけられるなんて,あんまりです。』
ずいぶんネタに振り切った展示もあり,私好み。
突然しれっとジョークをはさんでくる展開が好きなんですよねぇ。
『習書木簡』。
現代の漢字練習帳のように同じ漢字を何度も書いて練習されているよう。
ここにも棚田嘉十郎。
平城宮跡 兵部省跡
いざない館を出るとちょうど朱雀門を閉じる場面に出くわすなど。
記念に。
さ,戻るか。
来た道とは別のルートを通ってみると,これまた史跡が。
兵部省。
日本なのだけれど,唐を模しただけあり中国らしい雰囲気がある様子。
復原作業が進むと,ここの建造物も建てられてゆくのだろうか。
(平城宮跡では『復原』という表現ばかりを見かけるので調べてみたのだけれど,『復原』は『復元』と異なり,改造の痕跡をもとに改造前の姿に戻すことを指すそうな。へー,知らなかった。)
兵部省のすぐ隣には平城宮跡を突っ切る線路と踏切待ちの自動車たち。
記念に平城宮を突っ切る線路の様子を。
平城宮跡 来た道を戻る
ありがとう大極殿。
ありがとう大極門。
『遺構展示館』,『東院庭園』など訪ねたいところはまだあったのだけれど,閉館時間になったので撤収。
ガッツリ楽しむのであれば,想定よりも時間をとり,また体力をもって臨むべきだったなぁと,そんなことを思うなど。
まぁまた次回のお楽しみに。
(30年ぶりの平城宮だったので,次回もまた30年後くらいに?)
奈良駅
さ,翌日の推し活に備え,早めに宿へ。
奈良駅ににて,大好物のカツカレーをいただく。
(毎日カツカレーを食べたいおじさん。)
奈良駅のポスト。
せんとくん!せんとくんじゃないか!
大興奮して記念撮影おじさん。
では,また明日。
余談
いろんな……。
おにんぎょさんたちと……。
記念撮影……。
できました……。