【社会】参議院議員通常選挙2025が終わった
※特定政党の支持表明ではありません。特定政党を否定するものでもありません。記事執筆時の個人の感想です。
参議院議員通常選挙2025が終わった まとめ
投票率:58.51%(前回+6.46%)
125議席の改選+欠員補充結果。
自由民主党:39
立憲民主党:22
国民民主党:17
参政党:14
公明党:8
日本維新の会:7
共産党:3
れいわ新選組:3
日本保守党:2
社民党:1
チームみらい:1
無所属・他:8
細かい所属については変動しているのかもしれないが,見かけた内容は上述。
非改選とあわせ,与党勢力が122/248となった。
与党(自由民主党+公明党)勢力が過半数割れしたことがいちばん注目する点だろうか。
私が個人的に関心があるのは,このブログで以前にも言及させていただいた『チームみらい』。
たった1議席ではあるものの,エンジニア畑の人が国会に入ることにより,国会議員と国民との間でどのような変化が起こるのだろうかという点に注目している。
多数決で勝ちに行く発想でなく,国会議員でありながらアウトサイダーとして一石を投じる役割など,期待できるのではないかと考えている。
↑一般の人々の声によりマニフェストのバージョンが更新されていくのも面白い。
web上では過度に期待を寄せ過ぎている意見も見受けられ,変な反発を招かねば良いがなぁと思う。
自他の境界が曖昧な人たちはたくさん観察されるものだと思わされる。
既にいくつか『チームみらい』の話題を見かけたけれど,ニュース記事として見かけたのは以下。
参院選初当選の安野貴博氏「品位がないからダメらしい」国会に持ち込みNGなモノを明かす「2025年に信じがたい」
↑ニュース記事。
AIエンジニアである安野氏への質問を視聴者から募集した。40代女性からで「安野さんに質問です。国会にはPCもタブレットも持ち込めなさそうですが、どうやって挑みますか?」という内容だった。MCの山里亮太は「そうなの!?ダメなんですか!?」とびっくり。安野氏は「パソコン持ち込むのは、品位がないからダメらしいです。品位がないと」と説明した。 スマートフォンは持ち込みOKだそう。安野氏は「スマホは持ち込まれてる方いますけど、PC、タブレットは品位がない、と。2025年にそれは、私は信じがたいなと。何らかの手段で持ち込みたいんですけど…。まあ、ちょっと、(国会側と)色々話はしてみたいんですけど」と語った。
私見だと,スマホがOKでPC・タブレットがNGという実態について,どう整合性をとっているのだろうという感想。
ネットサーフィンやソリティアなど遊びでしか使わない国会議員がいらっしゃるのかなぁとか,PC・タブレットのことが全く分からない国会議員のメンツを保つためかなぁとか,そんな邪推をしてしまう。
7年前のニュース記事を思い出す。
↑2018年のニュース記事。
不安定な答弁が指摘されている桜田五輪相はこの日も、気になる答弁を連発した。立憲民主党会派の今井雅人議員からサイバーセキュリティー関連の質疑で「ご自身でパソコンは使うか」と聞かれ、「25歳の時から独立し、そういうことは常に従業員、秘書に指示をしてやっているので、自分でパソコンを打つということはない」と言い切った。
今井氏は「サイバーとはネット空間のこと。パソコンをいじったことがない方が、サイバー空間のセキュリティー対策をするなんて信じられない」とあきれた。桜田氏は「国の総力を挙げて総合的にやること。落ち度がないと自信を持って言える」と反論した。
しびれを切らした斉木氏は「11カ月ごとに定期検査をする原発は不特定多数の人が出入りでき、USBを差し込むことが可能。『使わせない』ではセキュリティーとは言えない」とただした。これに対し桜田氏は「(USBを)使う場合は穴を入れるらしいですけど、細かいことは私はよく分かりませんので、専門家に答えさせます」とUSBについての知識がなかったことを明かした。
余談。
選挙が終わってから知ったのだけれど,友人が『チームみらい』のサポーターとして活躍していたそうで。
チームみらいのサポーターというゲームを楽しんでいたら知らない内に大活躍してしまっていた話
↑彼女の自筆の記事。
選挙期間開始時には『今回は票を入れる先が無いなぁ』などと考えていたものが,終わってみれば導かれるように『チームみらい』に入れてしまっていたなぁ。
私の心にもポスターが貼られてしまっていたか。
積極的に支持しているというわけではないのだけれど,今後の政治関係の展開も楽しめそう。