【社会】自民党ダイレクト
※正式名ではありません。
自民党ダイレクト
自民党広報が,かなり活動を活発にし始めた。
先日マスコミによる偏向報道について,『なんとかならんかね』と苦言を呈したところであったが,その矢先である。
質疑応答について,『誰(どの組織)の質問か』まで明示されていてとても好感がもてる。
今回は自民党広報が話題になっていたからそれを具体例としてとりあげたのだけれど,このような手法をとる企業はこれまでもいくつかあり,『ついに政党もそうなったか』という感想。
具体例を挙げれば,任天堂が行っている『Nintendo Direct』やトヨタの『トヨタイムズ』などがそれにあたる。
これは,企業側がマスコミに提供した情報が,マスコミを通すと歪曲して伝えられることが続いたことによる。
すなわち,マスコミの不義理によりマスコミの信頼が失墜した結果,広報を自社でまかなえる企業は自社で発信することになったといえる。
先日『支持率下げるぞ』といったマスコミによる暴言が取り沙汰されたが,今まで行われた具体例には以下のようなものがある。
事実→ 安倍元首相『選挙のためならなんでもする無責任な勢力に負けるわけにはいかない』
報道→ 安倍元首相『選挙のためならなんでもする』
(↑検索するとすぐに当時の画像が出てくる。もちろん『選挙のためならなんでもする』は『無責任な勢力』にかかる部分。)
これは分かりやすい具体例として書いただけで,このようにやりたい放題。
『支持率下げるぞ』発言がどのような意図であったにせよ,生放送に音声が載ってしまったことは,マスコミ不信を強めるのに申し分ないかたちか。
(たとえば,中学校の教師が『内申下げるぞ』なんて裏で言っていたなど明るみに出るとどうなるか……。)
とにかく成功している政党,成功している企業に対するヘイトを扇動することがたくさん行われてきたもの。
任天堂がこれを危惧して『Nintendo Direct』を始めたのが2011年。
もう14年も前のこと。
現在はゲーム好きの人たちの間では,この広報動画自体が一種のお祭りのように扱われており,活動が功を奏しているかたち。
このたびは,自民党広報も事実が伝わるよう直接発信することに力を注ぐようになった。
もはやオールドメディアと揶揄されるようになったマスコミのニュース報道,今後どのような扱いになってゆくのだろう。
TVが悪とは思わないが,こと偏向報道の多い『ニュース』については不信感がある。