先週の授業 ~2/9-14
入試の結果も出揃い。
5年生
国語は漢字,短文,読解をいつも通り。
ひと昔前と比べ,より読み書きの訓練が必要な子の割合が増えたなと感じている。
いま5~6年生になっている子たちは塾を利用して今までの分まで取り戻す勢いでやるべきだし,
低学年であれば,中学受験をするしないにかかわらず今からでも力を入れるべきだろうと考えている。
デジタル機器で入力することが増え,『読み書きは必要ない』とする浅はかな考えの大人の意見もあり,
またSNS社会であるからそれに賛同する人も集まりやすくなってしまった。
読み書きが難なく行える人とそうでない人の分断が起きてゆくのかなと思わされる。
算数は『規則性』の特訓。
考察経験がまだまだ少ないことが窺える。
理科は『生物と環境』の問題演習,社会は『弥生時代』『古墳時代』の問題演習。
6年生
数学と英語。
数学は『正負の数』の四則計算まで。
英語は『書き』の訓練を淡々と。
いま,小6から中1への英語の接続がSNSでちょうど話題になっている。
↓最近見かけたのは以下。(※このアカウントは私ではありません。明言しても思い込みで語られることがあるからこわい。)
小学校英語が導入された事で、「小学生の間に中1レベルの英文法を勉強してない子は優秀でない限り中学入学時点でもう英語は詰んでいる」といった事が起きてるんだよな。 そういう情報を持ってない家庭の子は英語が苦手科目として生きるしかない。 そういう理不尽を小学校英語は生み出してしまっている
完全初心者,
家庭でフォローしていることでカリキュラム通りに進んでいる子,
英会話に通わせているが読み書きについては課程を修了できていない子,
……これらに分かれてしまっている。
指導する側もどちらに焦点を合わせれば良いのかが難しい時代になってしまったよなと思う。
英語教育の必要性としてグローバル人材を挙げる声もあるが,実際にグローバル人材であれば英語を使わなくとも相手側が読み取ろう・聴き取ろうとしてもらえるし,グローバル人材でなければ何語で話しても関心をもってもらえない。
一方,外国語を習得すれば,対話できる相手,読める書籍,理解できる動画……等々が増え,交流や学びのきっかけが広がる。
だからこそ教育課程として捨てられないことは分かるのだけれど,何か良い折衷案はないのかなといつも考える。
いまデジタルデバイスによるリアルタイム翻訳も進化しつつあり,何を目的として学んでいるのかがよく分からない状況になっている。
私としては,言語を学ぶことで文化や歴史を学べる側面が特に面白いし,外国語を学ぶことで,第二外国語を学ぶことも容易になる利点も挙げられるとは考えている。
英語教育を悪だと断罪する気はさらさらないのだけれど,現状の,小学中学の英語教育の接続についてはたいへん混乱を招き,英語嫌いを加速させる要素になってしまっていると考えている。




