【本】人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学
タイトルが長い。
人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

著者は今井むつみ先生。
慶應大学SFCで行った最終講義をベースに,スキーマ,アブダクション推論,記号接地──過去の著書でも書かれていた内容が改めてまとめられていて面白かった。
(参考)
スキーマ:自分が世界をどう切り取っているか
アブダクション推論:限られた情報から『おそらくこう』と仮説をつくる
記号接地:言葉や記号を,実際の経験・世界との関係の中で意味づける
ヒトがどのようにものごとを読み取っているか,解釈しているか,こういったことに関心のある人にオススメしたい本。
読書体験をそれなりにしてきているなら,小中学生にも薦められる。
同著者の書籍を読むのは3冊目。
過去に『学力喪失』『言語の本質』についても触れたことがある。
いずれも良書なので,ぜひ。
余談。
内容は面白いのだけれど,タイトルに『正しく』とあるとおり,正しさの押し付けを始めとする筆者の論の進め方はあまり好みではないかもなぁ。
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