教材会社の方と雑談した

Posted on 2020年7月14日教材会社の方と雑談した はコメントを受け付けていません

近況をいただけるのは大変ありがたい!

夏期講習の話題

使える日数が例年より少ないため,「収益」の面で苦戦している塾が多いとか。

夏期講習に関わらず,「3密」も叫ばれており,閉める塾,周囲の提案に流される塾,雑な塾など,対応はさまざまなようだ…。

(なんたら知恵袋では,全国区の某大手塾のぼったくり状態に不満が…。名前が全国区で知れているほど,シラを切りやすいのだろうか…。)

ともや塾としては,最適解を出したつもりではあるのだが,始まってみると,いつの間にやら三原市外の方も増え,日程の取り方に反省点があるともいえる。

まぁ,予定を次々に変更すると余計混乱を招くし,「学校の動きに合わせるしかない」という大前提があるため,これ以上は必要に応じて適宜変更としかいえないだろう。

教材の話題

今年度は教科書改訂ということもあり,教材も改訂が多い。

年度始めのギリギリまで検討していたこともあり,国語,理科,社会についてはベストといえるものに出会うことができた。

が,漢字教材,算数の導入教材として最適なものがいまだに見つかっていない。

塾用教材はたいへんありがたいものなのだけれど,どうしても都市部向けの内容なので,周辺中学の受験を考えれば「問題集でしか見かけないもの」も多数あるのだ。

教材会社の方も,「全力で倉庫をあたってみます!」という頼もしい言葉とともに,即見本を送ってくださった。

こういった対応は,とてもありがたい!

しかし,もしベストな教材が見つからないとなれば,すべて自作したほうが早いし,変更もラクなのですよね…徐々に作ることも考えようかしら…。

また,現在2~4年生の方からの相談も多く受けている。

そのため,授業はしないまでも,自習教材だけでも用意しておこうかなぁなどと考えているところ。

英語の話題

どの教材会社の方も確実にふってこられる話題である。

5年生から教科化されたこともあり,「内申」に入ることは確実だ。

が,国算理社ですら子どもたちもギリギリでまわしているため,英語に割く時間があるか?…が問題だ。

秋口になり,入試科目がハッキリしたときにどうするかを決めるが,「もし入試科目に含まれたら…」の教材はすでに決めてあるので,あとは情報を待つのみだ。

また,中学校の英語の教科書のレベルが上がっている。

ご家庭にとっては,コチラのほうも問題となるだろう。

2月の受験終了後の1か月,「英語数学」または「英語のみ」の準備講座などをやったほうが良いのかしら…など考えているところ。

需要を煽ることはせず,需要があれば…という判断になりそう。

(「英会話」について,多くの場合私は懐疑的です。「楽しさ」や「満足度」はあるようですが,「通わせないよりはマシ」のような「不安の払拭」にしかならない様子もよくあるようで。中1の夏休みごろには,やっていた子もやっていなかった子も横並び…という状況をよく見てきましたので…。全部が全部ではないでしょうし,意味のあるところを見つけられれば良いのでしょうけれど。)

ともや塾の話題

「こういうかたちでやってますー。例え塾用教材を使ったとしても,私でないと使えない使い方をしますので…。」

「…もはや特殊技能ですね!そりゃあ自然に集まるわけだ…。」

個人塾の強みを最大限に生かしておりますから…。

弱点は「大規模模試などの母数の多いテストを実施できないこと」「少数であるので,年度により実績が安定しないこと」か。

まぁ,塾にとって実績は単なる広告効果であり,実情は通われている方がよくご存じだからなぁ…。

(中学受験塾で「実績稼ぎ」を目的とするならば,「成績を上げる」よりも「学力が高い子を集める」ことにご執心しがちなのは確か…。所詮サービス業ですから…。)

広告の話題

多くの生徒数を抱えられるわけではないので,現状一度も広告をうっていない状態である。

が,最近は「アプリ広告」なるものはちょっと気になっている。

今年度は目の前の生徒を増やすことに力を入れる気はないのだが,低学年の,数年後の5・6年生に認知してもらうことは必要かなぁ…とは思っているところで。

ただ,あまりにターゲットが少数すぎてPDCAをまわす意味もないのですよね。

感触が全く分からない。

おそらく1学年100人規模の塾でも,結果を検討しても分析して分かることは少ないのではないだろうかと思う。

結局,目の前の子どもたちに全力を注ぐことが,いちばんの広告なのかなぁ。

福山市内北部で活動していたときにも感じたことだけれど,「中学受験とは何か」みたいな保護者向けの講演会をやり,まず「中学受験に対してどのような意識を持つべきかを紹介する講義」はやっても良い気はするけれど…。

「受験してほしい」というよりも,「興味はあるけれど実情がわからない」という方々の一助となれればなぁ。

(大勢の人の前で話すの好きなのですよね。緊張するけれど,高揚感が。)