【理科】ナノ粒子をまとったシャコパンチ

Posted on 2020年9月11日【理科】ナノ粒子をまとったシャコパンチ はコメントを受け付けていません

福山市のとなり,岡山県笠岡市では「しゃこ丼の店」があるほどシャコが有名だ。

シャコパンチとは

「シャコパンチ」で検索すると,動画がいくつかHitする。

文字通り,シャコのパンチである。

シャコパンチの観察と科学的考察

先月↓の記事を読んでいて知ったのだけれど…。

超強力「シャコパンチ」は、拳にナノ粒子をまとって”衝撃を吸収する”と判明

シャコパンチは時速80kmをこえるため,ふつうにパンチしていると,拳のほうがいかれてしまう。

が,nmスケールの顕微鏡で観察すると,数十nmサイズの粒子をまとって衝撃をやわらげているとか。

(「nm(ナノメートル)」は1mの10 0000 0000分の1の単位。大学の研究室などには,このスケールの顕微鏡があったりする。)

「アモルファス化」なんて語句,大学生以来でなつかしい。

シャコパンチの応用

簡単に述べると,「衝撃を吸収するクッション」の仕組みとして,新たに応用できるのでは?とのこと。

高校生,大学生のころに,カーボンナノチューブの構造などを聞いて「はえー。すげぇなぁ。」なんて思っていたけれど,現在もいろいろな観察や研究から,新たな仕組み・構造を実生活へ応用してゆくため,科学は日々進歩しているのだなぁ。

まさに「かがくの ちからって すげー!」というやつか。