4か月以上前,6月のできごとを題材にブログを書くという暴挙。記憶力はどうだろうか。
鬼ノ城
読みは「きのじょう」。
岡山県総社市,「鬼城山(きのじょうざん)」にある古代山城である。
興味のない方は,「城」といえば「天守閣」を想像されるかもしれない。
が,小学校の歴史で学習するとおり,「天守閣」の登場は「戦国時代」,織田信長が活躍した時代頃から登場したものである。
「鬼ノ城」は古代のお城であるから,もちろん「天守」は無い。
古代であるためナゾが多い。
「白村江の戦いの際に築かれた」とか,「桃太郎伝説の鬼の居城となっていた」とか,…。
(10/30訂正,「白村江の戦い後に防衛のために築かれた」が正しいようです。指摘してくださった方に感謝!人に見てもらうと自分の間違いに気づけてありがたい!)
山城歩き
鬼城山,見所の直近までは車で登れるし,駐車スペースも充分ある。
まずはビジターセンターがお出迎え。
学習してから散策できるつくりになっていてありがたい!
(満面の笑みである。)
はじめに見られるのは…いちばんの見所である復元された「西門」である。
まずは「学習広場」から。
(付近の小学生の遠足などで訪れるのかしら…。)
ここからズームした写真が有名だと思う。
「西門」間近へ。
門から見た様子。こういう写真撮るの好き。
復元だが,はつった“あと”に注目してしまったりなど。
さて…「西門」をあとにし,ぐるっと一周山歩き。
この先は山歩きになるので,ここだけ見て帰る方がほとんどだと思う。
こういった研究対象となっている様子も伺える。
机上の論議だけでなく,実地で実験を行われている様子は「はえー」となる。
山城歩きは初だったものの,なかなか楽しそうである。
いや,実際楽しかった。
石垣の跡。
南門跡,東門跡,北門跡,…などをぐるりと散策した。
その他,建物の跡などもあったが,ホントに「跡」なので,思いを馳せて楽しむものであった。
お疲れさまでした。
帰りの案内板もシュールでタイヘン良かった。
やはり古代日本はロマンがあって好きだ。
↓この日は帰りに「造山古墳」にも寄った。